2022年07月30日
住民投票条例制定を
豊中市議会が意見書可決
豊中市議会は25日の臨時市議会本会議で、府知事に対して「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画」について住民投票条例制定を求める意見書を、賛成多数で可決しました。
豊中市議会では日本共産党、市民フォーラム、無所属議員9人が紹介議員となり、同趣旨の市民の請願を25日賛成多数で採択。同日夜、意見書を賛成多数で可決しました。最大会派の公明党(9人)は反対、維新は8人中6人が退席、1人は病欠、1人が反対しました。
意見書では、大阪府・市は同計画を国に認定申請し、審査委員会の審査を受ける段階にあるとした上で、誘致の賛否を問う住民投票条例制定を求める直接請求署名運動では総署名数が法定数を上回り、大阪府全地区町村の75%で法定数を超えたことが確認されていると指摘。寄せられた21万134筆の署名は「大阪府民の民意である」とし、「大阪府議会で熟議の上、住民投票条例を制定し、住民投票を実施するよう要請する」と述べています。
富田林市議会は3月に住民投票の実施を求める意見書を、熊取町議会も6月、住民投票の実施を求める決議を可決しています。
(大阪民主新報、2022年7月31日より)