おおさかナウ

2022年07月30日

松原市議選8月21日告示28日投票
市民の命・暮らし守る市政へ
日本共産党 現有4議席確保へ奮闘

 松原市議選が8月21日告示、28日投開票で行われます。日本共産党は、もりた夏江(60)、野口まち子(71)、うえ松えいじ(60)=以上現=、池田ゆきのり(66)=新=の4氏が現有議席確保を目指し、「市民の命・暮らし守る市政へ」と全力を挙げています。

 選挙戦には定数18に23氏が立候補する見通しです。現有3議席の維新は4氏を公認し、議席増を狙います。

共産党が奮闘して要求実現

 市議会は、澤井宏文市長(自民、公明、維新の推薦で当選)の提案に、自民や公明、維新がなんでも賛成する現状です。
 共産党市議団はこの4年間に、市民の願いを多く実現してきました。新型コロナウイルス対策の強化を繰り返し求め、PCR検査センターの設置や、医師の判断で受けることができる検査の実施など、全国的な運動とも連携し実現しました。
 コロナ禍の下で、学校給食を無償化し水道基本料を減免。妊産婦応援タクシー・チケット交付事業の充実、存続も決まりました。

学校のエアコン設置を促進

 長年の市民の願いだった小・中学校普通教室へのエアコン設置も進みました。中学校区ごとに設置されていた図書館の分館(7カ所)を廃止する計画に反対し、2館の廃止にとどめました。
 市は不燃物・粗大ごみの定期収集を取りやめ、電話予約による回収に切り替えました。電話がつながらないなどでごみを出せない世帯が多いとみられます。市議団は環境に配慮しながら定期収集の再開を求めつつ、フリーダイヤルを導入するなど改善させました。
 近鉄(近畿日本鉄道)との20年以上にわたる話し合いで、市内の全駅にエレベーターを設置することができました。

子ども医療費助成の拡充へ

 同党の4氏は今回の選挙で、子どもの医療費助成を18歳まで拡充し窓口負担をなくすことや、保育園申請基準の見直しで待機児童解消、高額な保育料の引き下げ、小・中学校の特別教室や体育館へ空調設備の設置などを訴えています。
 無料の地域循環バスの充実や国民健康保険・介護保険料引き下げや、高額な水道料金の引き下げと減免制度の創設なども掲げています。

憲法9条守るカジノに反対

 大阪へのカジノ誘致反対や気候危機の打開、ジェンダー平等、憲法9条を守り「外交による平和を」と訴えています。

 

もりた夏江氏

野口まち子氏

うえ松えいじ氏

池田ゆきのり氏

 

(大阪民主新報、2022年7月31日より)

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