2023年統一地方選勝利へ
大阪の日本共産党地方議員団
実績、光る値打ち、選挙の争点
守口市議団 市民の願い市政に真っ直ぐ届け
守口市では、2011年に維新市政が誕生し、現在3期目です。当初は日本共産党以外の会派も維新市政と対峙する姿勢をとっていましたが、1期目の後半からは維新にすり寄っていきました。
「民でできるものは民で」を掲げる市長は、市が市民と築き上げてきた公民館10館1分室を廃止。8館のコミュニティセンターにして指定管理者を導入しました。また、ごみ収集を完全民間委託化。市役所の窓口業務(市民課、国民健康保険課、税)も民間業者に委託したことで、市民から「窓口へ行って話をしても、権限のない委託業者の社員でろくに話を聞いてくれない」などの苦情が寄せられています。
さらに、市立幼稚園5園、市立保育所12園を8園の認定こども園に統廃合した上、そのうち5園を民営化してしまいました。
「日本一職員の少ない市役所にする」と豪語する市長の下で大幅に減らされた職員は、日常業務に追われ、市民の苦情や要望があっても出向くことができない状況です。
日本共産党守口市議団が前回の選挙で4議席から1議席に減らした中で、今期は杉本悦子議員が唯一の党議員として、維新市政と正面から対峙。コロナ禍から市民の命を守るため、保育施設や学校で無料のPCR検査や、自宅療養者への訪問・体調確認の医療提供体制など、重症化を防ぐための市独自の手立てを求めてきました。
6月議会では、国民健康保険が「高すぎて払えない」などの市民の声に応え、「21億7千万円に上る財政調整基金を保険料軽減に回せば1人当たり7万5千円減額可能」と追及。市民の願いを真っ直ぐ市政に届ける役割を担ってきました。
日本共産党は多くの実績も上げています。就学援助金の入学準備金を入学前の3月に支給することが21年度から実現。党議員団が長年、市民の願いを受けて教育委員会に求めていたものです。子ども医療費助成が今年1月から18歳まで拡大したのも、前市政で他会派と共同で条例案を提出するなど、制度拡充を粘り強く求めてきた努力によるものです。認定こども園や障害児通園施設など、児童通所施設の副食費の無償化も実現しました。
9月議会では、市立学校の給食に異物が混入していた問題で、給食材納入業者への立ち入り検査が一度も行われていないことが、杉本議員の追及で明らかになり、検査を実施させました。
日本共産党はさらに市民の願い実現へ、来年の統一地方選挙で、1議席から何としても2議席へ前進させるため全力を挙げています。
(大阪民主新報、2022年11月13日号より)