おおさかナウ

2022年11月19日

清水ただしの「行き倒れより食い倒れ」
選挙に勝つならやっぱりカツ

清水 ただし(53)前

 自民党の党員数はおよそ108万人と言われています。選挙に勝つためだと国政候補にハッパをかけ、一人あたり1000人の入党者を迎えるノルマを課したというのです。しかも未達成に対しては罰金を設けているというから驚きです。
 日本共産党には「目標」はあっても「ノルマ」はありませんが、党員数を自民党に負けないくらい増やしていくためには、それなりの覚悟と実行力が求められていることも確かです。
 「主権在米、主権財界」という今の社会構造を根本から変えるために頑張る日本共産党に対しては、マスコミも利用した攻撃が厳しさを増すのは当然であり、これを打ち破ってこそ「主権在民」の社会を実現できると思うのです。選挙で勝つための安易な「特効薬」はなく、強く大きな党をつくるしかありません。
 「党を語るつどい」では、私も正面から入党を呼びかけています。その場で決意に至らなくても、支部のみなさんが後から訪問して対話を深め、入党申込につながったという嬉しい報告が増えています。
 選挙に勝つためにはゲン担ぎも大事です。トンカツ食べて選挙に勝つ。たまにはミラノ風カツレツはいかがでしょうか。豚ロース肉を瓶の底で叩いて伸ばし、塩胡椒で味付けし、小麦粉をまぶします。卵を潜らせ、粉チーズを混ぜたパン粉で衣をつけて低温のオリーブオイルとバターでじっくり揚げ焼きにします。ソースなしでも美味しく召し上がれます。ワインとどうぞ。やっぱり「赤」がおすすめです。(しみず・ただし 日本共産党前衆院議員 次回は12月18日付に掲載)

(大阪民主新報、2022年11月20日号より)

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