一緒に新しい大阪をつくろう
府政の転換へ共同広げて
たつみ知事候補 社民党府連、平松元大阪市長を訪問
3月23日告示・4月9日投開票の大阪府知事選に出馬表明した「明るい民主大阪府政をつくる会」(明るい会)のたつみコータロー知事候補=無所属=が、各界を訪問し対話、府政転換への思いを訴えています。
人権感覚に信頼、応援できる 社民党府連 大椿副党首、長崎府連代表
20日、大阪市北区の社会民主党大阪府連合の事務所を表敬訪問したたつみ氏は、大椿ゆうこ副党首、長崎由美子府連代表と懇談しました。明るい会の有田洋明事務局長と中村正男事務局次長が同行しました。
たつみ氏は出馬表明に至った思いについて、「維新政治の暴走を止めたいとの一心で出馬を決めた」とし、「自治体の仕事の第1は、府民の命と暮らしを守ること。府民みんなが大切にされる大阪を目指したい」と決意を語りました。
カジノ誘致反対、教育の充実、地域経済再生など府政転換に向けた課題を示し、「住んでよかったと府民が思える大阪にしたい。分断と対立をあおる維新政治を換えて、連帯と共同で前に進める府政を実現したい」と語りました。
大椿氏は、たつみ氏が掲げる多様性尊重やジェンダー平等推進などの課題に触れ、「人権感覚の面 から信頼できる、たつみさんは素直に応援できる方です」と応じ、一緒に相乗効果で盛り上げていきたいと語りました。
カジノ許せば大阪はつぶれる 平松元大阪市長
たつみ氏は24日、平松邦夫元大阪市長を大阪市中央区内の事務所に表敬訪問し、懇談しました。明るい会の中村正男事務局次長と、平松氏が代表を務める「公共政策ラボ」の斎藤努所長が同席しました。
平松氏は、大阪のカジノ誘致を許せば、大阪市はつぶれるし、それに引きずられて大阪府もつぶれてしまうと強調。さらに大阪府で新型コロナによる死者が全国最多になっていることに触れ、「多くの亡くなった人の命が助かったかも知れない。(大阪府は公共として)やりがいのあるタイミングだったはずなのに、何もしていない。そこにいまの大阪のひどさがある」と述べました。
たつみ氏は、コロナ禍の中で橋下徹氏が、知事・大阪市長時代に徹底的な改革を断行したことで「有事の今、現場を疲弊させているところがある」(2020年4月のツイッター投稿)と認めているとし、「維新がやってきたことを可視化し、彼らが公務員と一般労働者、高齢者と現役世代を分断・対立させてきた大阪を終わりにし、公共の再生を大きく打ち出したい」と語りました。
(大阪民主新報、2023年1月29日号より)