双方向のトークライブ
トップダウンではなくボトムアップの府政へ
たつみ知事候補が質問・願いに答える
明るい民主大阪府政をつくる会(明るい会)の、たつみコータロー知事候補(元日本共産党参院議員)が1月28日、大阪市天王寺区のJR天王寺駅前で、府民から出された質問や願いにその場で答えて語り合う「トークライブ」を行いました。
持病が原因でうつにもなったという女性は、「健康な人より医療費がかさみ、生活が苦しい。障害者雇用に切り換えようと思うが、一般雇用に比べて賃金が低い。弱者が生きにくい大阪をどう考えますか」と問い掛けました。 弱い立場にさせない政治を「実態を話して下さったことに心から感謝します」と、たつみ氏。「弱い立場に置いている今の社会がある。弱い立場にさせないのが本来の政治。障害者の医療も雇用も、さらに実態を聞かせていただいて、変えていきたい」と応じました。
介護ヘルパーの男性は、「コロナ禍で介護施設が病院化し、クラスター(感染者集団)が発生し、高齢者の命が失われたことは維新政治の汚点。たつみさんに知事になってほしい。高齢者を助けてほしい」と訴えました。
たつみ氏は、府の保健師は高齢者施設での感染対策を求めていたが、吉村洋文知事は耳を貸さなかったと指摘。「維新政治はトップダウン(上意下達)で現場の声を聞かない。それが救える命を救えない大阪をつくった。私は、現場の声を吸い上げ、ボトムアップ(下意上達)の大阪府政を皆さんと共につくっていく」と力を込めました。
温かさ持つたつみ氏と共に日本共産党の田村智子政策委員長・参院議員が駆け付けてあいさつ。「たつみさんは生活相談活動に取り組み、貧困で苦しんで心中した母子家庭について『どうして政治が救えなかったのか』と街頭で涙を流して訴えた、温かさを持つ人。たつみさんと共に、大阪に公共を取り戻そう」と力を込めました。
トークライブを聞いた女性(52)=豊中市在住=は、「これまで政治に関心がなかったが、このままでは生活も経済も先が見えないと感じている。たつみさんのように、府民の声を聞いてくれる人に知事になってほしい」と話していました。
(大阪民主新報、2023年2月5日号より)