おおさかナウ

2023年03月11日

たつみ氏勝利へ心一つに
明るい会 知事選勝利へ総決起
レインボートークライブを開催

 府知事選(4月9日投開票)の告示が23日に迫る中、たつみコータロー候補(日本共産党元参院議員)の勝利の大波をつくろうと、明るい民主大阪府政をつくる会(明るい会)が3日、「大阪の未来を語る #たつみコータローとつくる レインボートークライブ」を大阪市中央区内の主会場と、東大阪市と堺市のサテライト会場などを結んで開かれました。当日はユーチューブ視聴を含めて1500人以上が参加。ユーチューブ視聴回数は、6日現在で6千回を超えています。

人情あるまともな大阪に 絵本作家・長谷川義史さんが期待

 絵本作家の長谷川義史氏を迎えたスペシャルトークでは、3人の子ども(9歳、7歳、4歳)を育てている、たつみ氏が長谷川さんの作品『いいから いいから』(絵本館)を紹介しながら、子どもや教育の問題から対談が始まりました。
 「大阪にカジノという賭博場をつくらないで。(ギャンブルで)人が苦しみ、親やきょうだいに迷惑をかけるもので潤いたい。そんなことは大阪でやめてほしい」と長谷川さん。たつみ氏は、国が簡単に認可できないところまで、府民の運動で「カジノ反対」の声を広げてきたとし、「私が知事になれば、その日にカジノ計画を撤回する」と語りました。
 長谷川氏は「(知事選に)よく立っていただいた。本当に希望を持つことができています」と語り、コロナ禍で大阪が全国最多の死者を出したのは、「行政の失敗ではないですか」と問い掛けました。
 たつみ氏は、「行政の一番大事な役割は、府民市民の命を守り、住民サービスを良くすること。暮らしを支え、命を守る府政を皆さんとつくる」と表明。長谷川氏は、「勝った者だけがいい思いをする大阪ではない、人の住みやすい、人情のある、まともな大阪に戻して下さい」と期待を語りました。

「カジノはいらない」「保育士を増やして」「性暴力のない街に」願い込めリレートーク

未来に希望が持てる大阪を実現しようと開かれたトークライブ=3日、大阪市中央区内

 リレートークには各界の19人と、「たつみコータロー応援チーム」の4人が、それぞれの願いや要求を掲げてリレートーク。「子どもたちには元気で伸び伸び育ってほしい。カジノはいらない」「保育士をもっと増やして。子どもたちにゆったり寄り添える保育がしたい」「障害をもつ子がいても、せめて安心して私たちを老いさせて下さい」「大阪を性暴力のない街に。ワンストップ支援センターを増やし、自己負担なく受診できるように」などの発言が続きました。
 リレートークを受けて、「私自身が皆さんに勇気付けられ、力をもらった」と、たつみ氏。教育や子育て、ジェンダー平等社会の実現、気候危機打開など登壇者が述べた要求に沿って、「私が知事になれば」と、自らの政策や考えを丁寧に語りました。
 さらに「私は国にものを言う知事になる」と、きっぱり。日本の戦場化を想定した自衛隊基地の「強靭化」に投じる4兆円があれば、赤ちゃんからお年寄りまで医療費の窓口負担はなくせるとし、「『異次元の少子化対策』と言うなら、せめてそれくらいはやれと知事として国に言う。大阪がこれだけ変われば、日本が変わる。力を合わせて変えよう」と決意を語りました。

告示日までに勝利の流れを

 明るい会の有田洋明事務局長が行動提起し、告示日までに「たつみ勝利」の流れをつくり出すため、150万部発行した「#たつみコータローとつくるパンフ(パンフ)」を一気に活用して「200万対話」とやり抜くことや、双方向で行う「街頭トークライブ」の成功や各地での「集い」の開催などを呼び掛けました。

(大阪民主新報、2023年3月12日号より)

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