「宝の議席」必ず府議会へ
小池書記局長 うち海候補を応援
たつみ氏と共に
日本共産党の小池晃書記局長は4日、東大阪市内で街頭演説し、府議選東大阪市選挙区(定数1減の4)の、うち海公仁氏の議席絶対確保と、府知事選でのたつみコータロー候補の勝利を訴えました。
小池氏は、コロナ死者数が、大阪は全国平均の2倍だと指摘。維新府政によって、感染拡大のさなかに500床以上の入院ベッドが削減・病床転換されたとし、「多くの命が失われた。維新府政の責任は重い」と批判しました。全国に先駆けた国保料統一保険料化の大幅値上げ問題を取り上げ、独自補助を継続して保険料を抑える自治体があるとし、「暮らしが大変な時に国保料値上げは許されない」と強調しました。
小池氏は、日本共産党府議団が、少人数学級実現や子ども医療費助成の拡充を求める138万人分の請願の93%の紹介議員となったと述べ、「この議席が失われたら、多くの府民の声が届かなくなる。真っ暗闇の府議会にさせるわけにはいかない」と強調し、たつみ知事候補の勝利とともに、うち海議員の「宝の議席」を絶対に守り抜こうと呼び掛けました。
小池氏は、カジノ誘致絶対阻止、競争教育に追い立てる学力テスト廃止、公立高校つぶしをやめよと奮闘し、府独自の少人数学級や特別支援学校新設へ奔走してきた、うち海氏の論戦と活動を紹介。「定数4に削減された東大阪の議席を維新、公明、自民に独占させてはならない。党派を超えて力を合わせ日本共産党の議席を守り抜こう」と呼び掛けました。
うち海氏は、コロナ死者数で全国最多の大阪府が、コロナ対策の「自己責任論」を先取りして、年度末限りで無料検査場や配食サービスなどコロナ関連事業を廃止・縮小することを告発。「府民の命を守る大阪府の実現へ力を合わせよう」と訴えました。
たつみ知事候補は「私が知事になったら、即座にカジノ計画を撤回する」と述べ、維新政治で破壊させられたパブリック(公共)を再生させ、府立高校つぶし見直しと特別支援学校整備、中小企業を応援する府政転換を実行したいと決意表明しました。
社会民主党大阪府連の長崎由美子代表が応援演説しました。
(大阪民主新報、2023年3月12日号より)