2023年03月25日
軍拡・カジノ…共闘で対抗を
立憲野党が合同街宣
岸田自公政権の暴走ストップ、維新政治転換へ野党共闘で対抗しようと、立憲野党合同街頭宣伝が21日、東大阪市と吹田市で行われました。
東大阪市の近鉄布施駅前の宣伝は、大阪革新懇が主催しました。
日本共産党の宮本岳志衆院議員は、岸田政権が進める敵基地攻撃能力保有や自衛隊基地強靭化の問題に触れ「立憲野党が結束し、悪政ストップへ頑張りたい。憲法を守るために全力を挙げる」と述べました。
立憲民主党の森山浩行衆院議員・府連代表は、「これ以上憲法に踏み込んではいけないと歯止めかけなければならない」とし、「カジノに税金を使う必要があるのかと運動を広げよう」と呼び掛け。社民党の長崎由美子府連代表は、「野党が手を取り合って平和・暮らしのためにたたかうことが大きな力になる」と訴えました。
松平要・新社会党東大阪市議は、「カジノにうつつを抜かし、教育・医療・福祉を切り捨てている」と維新府政を批判。「貴重な吹田と東大阪の星。府政に私たちの声が届く議席を守り抜くために頑張りたい」と語りました。
府議選東大阪選挙区(定数4)で再選を目指すうち海公仁府議は、隣の八尾市の八尾駐屯地も自衛隊基地強化の対象になっているとし、「地方政治から戦争する国づくりはごめんの声を大いに広げたい」と表明。「カジノではなく、暮らしや中小企業が元気になる大阪をつくるため、全力で頑張りたい」と述べました。
杉本和・新婦人府本部会長、元東大阪市長で同市枚岡革新懇代表の長尾淳三さんも訴えました。
立憲の森山氏、社民の長崎氏が参加。日本共産党の駒井正男府書記長は「野党の共同を広げ、統一地方選で大軍拡ノーの民意を示し、カジノより暮らしと中小企業応援を、の声を吹田から広げよう」と呼び掛けました。
府議選吹田選挙区(定数3)で3選目指す石川たえ府議は、「人の不幸の上に成り立つカジノの胴元のように大阪府がなっていいわけがない。物価高で苦しんでいる府民を守る府政実現へ、野党の皆さんと力を合わせて頑張りたい」と訴えました。
(大阪民主新報、2023年3月26日号より)