2015年08月30日
SADLデモ 創価学会員もアピール
「バイバイ公明党」
出発前集会の開会に先立って会場では、創価学会員の春村徳龍さん(54)=和歌山県岩出市=が公明党の山口那津男代表に戦争法案の白紙撤回を求める署名を、デモ参加者に呼び掛けました。
署名は、戦争法案は日本の不戦の歴史を大転換し、「人間との対話と文化交流」を築き上げてきた平和外交を踏みにじるものであり、「平和の党=公明党」という立党精神の原点に反すると批判。法案を白紙撤回するよう求めています。
出発前集会でスピーチした春村さんは、「与党・公明党を支持していた創価学会員の一人として、(戦争法案に)反対しています」と切り出し、政府が武力行使の条件にしている「新3要件」について政治家同士の妥協でできた政策を、信仰上の言葉で公明党が組織的に正当化しようとしているのは、おかしい」と批判しました。
春村さんは「(公明党は安倍政権の)アクセルになっている。新3要件で歯止め掛けたことが自分たちの功績だと言っているが、何とでも解釈できるのが新3要件。バイバイ公明党、なおかつ法案に反対することを宣言します」と力強く語りました。
(大阪民主新報、2015年8月30日付より)