2023年04月29日
統一地方選後半戦
吹田で7氏全員 守口・寝屋川で1増 忠岡で第1党維持
日本共産党 17市4町で53氏当選
12市4町で全員当選
統一地方選の後半戦が4月23日投開票されました。府内17市4町で行われた一般市町議員選では、日本共産党から59氏が立候補し、53氏(前回58氏)が当選しました。議員選と同時に行われた市長選では、共産党が自主的に支援した高槻、寝屋川両市長選で、現職が維新候補に圧勝し、吹田、八尾市長選では共産党が推薦した候補が健闘しましたが、及びませんでした。
日本共産党は後半戦で、子どもの医療費無料化、学校給食の無償化、国保料引き下げなどを掲げるとともに、市民との共同で市民施策を実現するなど、市町政を前に進めてきた党の議席の値打ちを訴え。大阪カジノの国認可強行に抗議、撤回を求めるとともに、岸田政権の大軍拡の危険性を知らせ、平和の対案を示しました。
市議選では、維新が大量の候補者を擁立し、参政党も候補者を擁立するなど各地で大激戦になりました。日本共産党は、吹田市では、前半戦で石川たえ氏を3たび府議会に送り出したのに続き、市議選でも全員当選を果たし、現有7議席を確保しました。吹田の他、守口、枚方、門真、四條畷、藤井寺、富田林、大阪狭山、高石、泉大津、岸和田、貝塚の11市と、忠岡、熊取、田尻、岬の4町すべてで、日本共産党は全員当選しました。
守口市は1から2に議席増、忠岡町では現有3議席を守り、議会第1党を維持しました。
定数が1減となった大阪狭山、高石の両市でも現有2議席を確保しました。議席倍増を目指した寝屋川市は、現職の1議席を失いましたが、1増で3議席になりました。
(大阪民主新報、2023年4月30日・5月7日合併号より)