2023年04月29日
山下よしきのあったかエッセイ
住民のため力発揮できる人達が
統一地方選挙後半戦で応援に入った候補者全員を押し上げきれず、申し訳ない気持ちで一杯です。
八尾市の内藤こういち候補(元)は子育て世代の代表。学校給食無償化の訴えに公園で遊んでいた子どもたちが集まってきて並んで聞く光景には驚きました。
同市の、すおう賢一候補(新)はモノづくりの街で代々続く鋳物工場を営んできました。コロナと物価高に苦しむ中小業者の気持ちが誰よりわかる人です。
寝屋川市の太田とおる候補(現)は国保のスペシャリスト。論戦と運動で日本一高かった同市の国保料を北河内で最も安くなるまで引き下げました。
高槻市の、いぬいじゅんこ候補(新)は看護師出身。応援にかけつけた職場の同僚たちの前で、医療現場からみえる政治の課題を懸命に語る姿は感動でした。
豊中市の、やまはた光子候補(新)は党専従者として長年コツコツ党を支えてきた人。衆院選、市議選と何度もチャレンジし、今度こそとがんばりました。
こうして原稿を書いていると、あらためて悔しさが募ります。どなたも住民の利益のために大きな力を発揮できる人ばかり。条件があれば、ぜひ捲土重来を期してほしい。
同時に、大阪維新などの多数擁立で選挙の様相が激変するなか、16の市・町議選で日本共産党が全員当選したことは、今後の前進・躍進にむけた足がかりとなります。強く大きな党をつくり、平和と暮らしを壊す岸田政権の暴走とたたかい、解散・総選挙で勝利できるよう備えたい。(やました・よしき 日本共産党参院議員 次回は6月4日号に掲載)
(大阪民主新報、2023年4月30日・5月7日合併号より)