2023年05月13日
賃上げ実現、軍拡・カジノノー
大阪メーデー集会開く
「物価上昇を上回る大幅賃上げ実現を」「最低賃金どこでも1500円に」「カジノストップ!命・暮らし優先の府政に」などを掲げて1日、第94回大阪メーデーが大阪市北区の扇町公園で開かれ、2500人が参加。集会後、デモ行進しました。4年ぶりに、ほぼコロナ禍前に戻す形で実施されました。
菅義人実行委員長(大阪労連議長)は、「たたかうメーデーを働く仲間の連帯の力で未来に発信させよう」「8時間働けば人間らしく暮らせる職場と社会の実現を求め、憲法を生かす政治への流れをつくろう」と呼び掛け。コロナ禍で自公政治と維新政治のゆがみと公共の脆弱性が浮き彫りになったと指摘し、大軍拡と改憲、社会保障削減などを押し進める岸田政権と、住民サービス切り捨て、大型開発とカジノ誘致に突き進む維新政治を批判し、「国にカジノ計画認可の取り消し求めるたたかいを強め、府民の命と暮らしを守る府政への転換を目指そう」と呼び掛けました。
日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、宮本岳志衆院議員、辰巳孝太郎元参院議員が参加し、山下氏は「暮らしも平和も民主主義も破壊する岸田政権と維新などの悪政連合の暴走を国民のたたかいで包囲し、新しい日本をつくるために力合わせよう」と呼び掛けました。
府内15カ所で地域メーデーが開かれ、2500人が参加しました。
(大阪民主新報、2023年5月14日号より)