柳本顕氏の大阪市長選挙擁立決定について

                                                                ２０１５年９月２０日　日本共産党大阪府委員会副委員長・柳利昭

一、自民党大阪府連は、柳本顕・大阪市議団幹事長を今秋の大阪市長選挙候補として擁立することを決定しました。

　柳本氏は５月の｢住民投票｣において、市議会での野党共同や「市民共同」の一翼を担い、論戦でも役割を果たしました。

　大阪市長選挙において「反維新」の「共同」をくみ、「維新政治」を打ち破るうえで、有力候補の一人と考えます。

一、柳本氏は「真っ当な市政をとりもどす」とのべ、「大阪維新の会」が「大阪都」構想を再びかかげることをきびしく批判、この点で他会派とも連携し、大きな流れをつくりたいとしています。同時に、正式な出馬会見はこれからとしています。

　「大阪維新の会」も、候補者を擁立する構えです。

　こうした動向も見きわめたうえで、しかるべき時期に、わが党の態度を決します。

一、１１月の知事・大阪市長ダブル選挙は、「住民投票」の到達点にたって、府政においても、大阪市政においても、「維新政治」に文字通り「終止符」を打つことが最大の焦点です。そのためには「反維新」の共同をさらに発展させ、立ち向かうことができるか否かにかかります。わが党はそのために力をつくします。