おおさかナウ

2023年07月22日

走れ! コータローレポート
自民党政治の一番の脅威は

たつみコータロー氏

 この度、衆院近畿比例ブロック候補となりました。活動地域が大阪だけでなく近畿全体に広がることになります。これまでお会いできなかった方々にも大いに訴えて、約10年ぶりの議席増を勝ち取る決意です。
 6月末、NHKが調査し報道した「現職国会議員が関係する政治団体への寄付額」のリストを見て驚きました。日本共産党以外の政党が軒並み企業団体献金を受け取っていたのです。
 例えば日本医師連盟からは、自民、立憲民主、維新の会が計4億3820万円寄付を受けていました。日本歯科医師連盟からは自民と公明が計1億円、全トヨタ政治に参加する会からは国民民主が9738万円、ワールドメイト(代表・深見東州)という宗教団体からは、立憲民主、自民、国民民主、れいわ新選組が受け取っていました。
 維新の会は、自分たちは企業団体献金を受け取らない、だから「しがらみ」がない、などと謳っていますが、何のことはない、ちゃっかり受け取っているのです。また企業団体献金禁止法案を提出しながら受け取っている政党もあり、支離滅裂です。
 日本共産党以外が315億円もの税金を山分けする政党助成金は、政治腐敗の温床となっている企業団体献金の廃止を前提に導入されました。しかしどこも二重取り状態です。
 自民党政治にとって一番の脅威は、企業団体献金の禁止と政党助成金の廃止を掲げると同時に受け取らない、ブレずに筋をとおす日本共産党が大きく伸びることです。(たつみ・こうたろう 日本共産党衆院近畿ブロック比例候補 次回は8月27日号に掲載)

(大阪民主新報、2023年7月23日号より)

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