国民が安心して暮らせる政治に
「真ん中」世代が活動広げ
世代継承の党づくり成功へ
日本共産党高槻島本地区
日本共産党高槻島本地区委員会はこの夏、「手巻き寿司パーティー」「日本共産党101回目のバースデー&8中総を読む会」「夏のスペシャル氷カフェ」などを企画し、40代の女性ら2人の新入党員を迎えました。30代から50代の「真ん中」世代の新入党は今年に入って8人となり、地区党の活動に新たな息吹を吹き込んでいます。
「真ん中」世代の党員みんなが集まれる場をつくろうと、今年1月に「憲法カルタ&焼きそばパーティー」を開き、その場で1人が入党。春の統一地方選での奮闘を経て、5月に「餃子パーティー」も成功させました。また、無料通話アプリを活用した「オンライン綱領を読む会」を毎月開催し、なかなか活動に参加できなかった党員も、学習に意欲を燃やしています。
「つぶやきカフェ」「もやもやカフェ&カレーパーティ」「まんなか宣伝」など多彩な活動を加速させるきっかけになったのが、昨年冬に実施した「真ん中」世代の党員に届けた手紙とアンケートです。物価高での厳しい暮らし、大軍拡政治に対する怒り、仕事や子育て、介護など日々の苦労や「社会をよくしたい」など党員としての原点の思いが次々に返送されてきたのです。
この思いを大切にしようと〝誰一人取り残さない!〟を合言葉に、オンラインと郵送を併用し、約70人に「まんなかNEWS」を発信。「いつも楽しそう」「みんなと一緒に勉強したい」と行動参加を広げる大きな力になっています。
7月に開いた手巻き寿司パーティーには、大人と子ども合わせて20人以上が参加。ベテラン党員がキュウリやタマゴ焼きなどの具材を差し入れました。「党創立101年バースデー」でも手作りケーキで祝い、8中総(第8回中央委員会総会)を読み合わせて感想文をみんなで書きました。
「日本共産党は正しいことを言っているし、国民のことを考えている政党だとずっと思っていました」。7月に入党した40代の女性は党への印象をそう話し、「絶対に戦争をしない。国民が安心して暮らせる政治を実現したい」と入党の動機を語りました。
地区委員会では、世代継承推進のチームを中心に議論を進めています。9月に「学びカフェ」を計画し、「100年史」の学習や交流活動と一体に、来年1月の第29回党大会に向け、「真ん中」世代の倍加を目指します。
「党創立以来、反戦・平和、暮らしを守れと頑張ってきた不屈の歴史に学び、先輩党員の皆さんと一緒に『真ん中』世代の党づくりを成功させたい」と「真ん中」世代担当の石橋英代さん。「今のおかしな世の中を1ミリでもまともにするため、みんなと力を合わせていきたい」と決意を語ります。
(大阪民主新報、2023年8月27日号より)