おおさかナウ

2023年08月26日

かつてない大激戦の交野市議選
9月3日告示・10日投票 共産3氏が奮闘
市民の声が届く市政へ

 交野市議選(9月3日告示、10日投票)をたたかう日本共産党の、さらがいふみ(50)、藤田まり(38)、北尾まなぶ(53)=いずれも現=は19日、酷暑の中、市内各所で「市民の声が届く市政へ」と訴えました。
 市議選は定数15に有力22氏が立候補を予定する、かつてない大激戦となる見通しです。維新(現有3)が5氏、自民系(同2)は4氏と大量立候補を予定。現有議席確保を目指す公明(同3)と民主系(同2)に加え、山本景市長推薦の3氏や黒田実前市長ら無所属5氏も立候補します。
 黒田前市政は高齢者や障害者向けの福祉バス廃止や小中一貫校計画などを、市民の声を無視し強行してきました。それを支えたのが維新や自民、公明、民主系会派です。
 北尾氏は「国会でマイナンバーの押し付け、保険証廃止などを4党で強行した構図と同じだ」と厳しく批判。前市長の暴走と対決し、国政でも反戦平和や国民主権を掲げ101年間活動してきた日本共産党への支援を訴えました。
 藤田氏はコロナ禍で助けを求める市民の声を基に、市に自宅療養者への支援物資配送を実現させた経験を語り、市民の声を届け市政を動かす同党の議席が必要だと訴え。
 さらがい氏は「福祉バスが廃止され、日常の買い物や通院ができないなど多くの声が党市議団に寄せられている。公共交通・外出支援の充実を必ず実現させたい」と語りました。
 日本共産党市議団はこの間、子どもの医療費助成を18歳までに引き上げ、小学校全学年で少人数学級を実施、中学校の給食無償化を実現。コロナ禍では水道基本料金の減免や、国・府による支給の対象外だった事業者への市独自の支援金なども実現してきました。
 市議選で、コミュニティーバスの実現など公共交通・移動手段の充実、国民健康保険・介護保険料の引き下げなど、高齢者や家族が安心して住み続けられる施策や、給食無償化を小学校へ拡大するなど子育て支援の充実などを掲げます。

さらがいふみ氏

藤田まり氏

北尾まなぶ氏

(大阪民主新報、2023年8月27日号より)

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