「市民の声が届く市政に」
交野市議選が告示へ
3日告示10日投票 共産3氏が奮闘
交野市議選(10日投票)が3日に告示されます。日本共産党の、さらがいふみ(50)、藤田まり(38)、北尾まなぶ(53)=いずれも現=は「市民の声が届く市政へ」と訴えています。
かつてない大激戦です。定数15に有力22氏が立候補を予定。維新(現有3)が5氏、自民系(同2)は4氏、山本景市長推薦の3氏や黒田実前市長を含む、無所属5氏も立候補します。
日本共産党市議団はこの4年間で中学校の給食無償化や、子どもの医療費助成18歳までへの拡充、高齢の難聴者へ補聴器購入費の助成、高齢者や障害者の外出を支援する運賃補助の増額など、多くの市民の願いを実現してきました。
コロナ禍で府の支援が届かない中、自宅療養者への物資支援や水道・下水道基本料金の減免などを実現させました。
維新や自民、公明、民主系会派は黒田前市政を支えてきました。黒田氏は、高齢者や障害者向け福祉バスの廃止や小中一貫校の建設などを、多くの市民の反対を押し切り進めました。
「市民の声を聞かない市政を変えたい」という市民の願いで、昨年9月の市長選で山本市長が当選。しかし前市政を支えた4会派は、11月に山本市長が提案した学校給食の3学期無償化に反対し、予算を削除しました。
日本共産党は前市政の暴走に反対し、新しい市政へ市民と力を合わせてきました。「市政の逆戻りを許さず、市民の願いに応える市政を」と訴えています。
福祉バスが廃止され、「買い物や通院に行けない」など市民の声が同党に寄せられています。同党はコミュニティーバスの導入や民間バスの路線改善など移動手段の確保を公約しています。
また給食無償化を小学校まで広げ、学校トイレの改修や体育館へのエアコン設置、子どもの医療費完全無料化、国民健康保険料・介護保険料の引き下げなど、子育てと市民生活応援を訴えています。
(大阪民主新報、2023年9月3日号より)