市対連が大阪市役所周辺で行ったデモ行進＝15日、大阪市北区内

　２０２２年度決算などを審議する大阪市議会が15日開会しました（会期は12月14日まで）。大阪市対策連絡会議（市対連）は同日、「夢洲での万博は中止を」と大阪市役所周辺で宣伝行動や集会、デモに取り組みました。
　団体や地域の代表が、「万博はカジノ誘致の隠れみの。カジノは止められるし、このままいけば大阪は沈んでしまう。中止・撤回へ市民世論を高めよう」「万博やカジノではなく、急いで小学校の体育館にエアコン設置を」などと発言しました。
　日本共産党の山中智子、井上浩両大阪市議が連帯あいさつ。「夢洲の大型開発の無駄遣いにメスを入れれば、緊急の物価高騰対策などはいくらでもできる。市政の根本的な転換へ全力で奮闘する」と決意を語りました。

(大阪民主新報、2023年9月24日号より）