おおさかナウ

2024年01月13日

自公政権・維新政治に反転攻勢かける年に
日本共産党府委員会が党旗開き

大阪の党旗開きであいさつする柳氏=4日、大阪市天王寺区内

 日本共産党大阪府委員会は4日、党旗開きを行い、柳利昭委員長があいさつしました。
 柳氏は、15日からの党大会成功と総選挙勝利に臨むと述べた上で、緊急課題では能登半島地震の被災地支援に取り組むとし、当面、災害募金活動が非常に重要だと語りました。
 柳氏は、昨年は、前半の統一地方選で、21年総選挙以来の党封じ込めの大逆流、維新伸長と定数削減の下、全体は残念な後退になったが、府党組織挙げた大奮闘で踏みとどまる結果もつくりだしたと指摘しました。
 後半は、これらを力にたたかいを強めながら党建設の「大運動」に取り組み、国政でも大阪の政治でも、情勢の潮目の大きな変化をつくりだしてきたとし、「みんなで切り開いてきた大きな変化を生かし、自公政権にも維新政治にも反転攻勢をかけていく年にしたい」と語りました。
 柳氏は、12月は1カ月の入党数が「大運動」で最高だったと報告。青年学生の変化が進む中で、民青同盟の拡大の独自追求が行われているとし、世代的継承の一環として、高等教育無償化運動を強めたいと述べました。
 読者拡大も11月から連続前進し、「大運動」通算でも前進をつくれたとし、全党の奮闘に敬意を表しました。
 年末には、中央委員会からの全支部・全党員への手紙と返事、大会決議案の全党討議、支部総会に多くの党員が参加したことを力に、全支部・全党員参加の「大運動」への努力が各地区で強められたと報告。入党をためらっていた人が入党の呼び掛けに応えてくれる経験が相次ぎ、「しんぶん赤旗」への関心が寄せられるなど、「情勢と党の役割への共感が広がっている。1月末までの『大運動』成功へダッシュをかけたい」と述べました。
 総選挙に向けた反転攻勢の活動では、元旦から候補者を先頭に街頭で訴え、「ユーチューブ」動画が注目を集めているとし、京都市長選挙支援にも取り組みながら、自民党の裏金疑惑追及、万博・カジノストップのたたかいはじめ、全党が宣伝と対話に広く打って出ることを呼び掛け。大会決定を具体化する総合計画を明確にし、総選挙勝利と強く大きな党づくりへの奮闘を呼び掛けました。

(大阪民主新報、2024年1月14日号より)

 

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