2024年01月27日
走れ! コータローレポート
感動を覚えた党大会
第29回党大会に評議員として出席してきました。今までで一番感動を覚えた党大会でした。
トランスジェンダーとして模索しながら生きてきた長崎の代議員は、投票場で戸籍上の名前や性別を大声で確認されるアウティングの被害にあったところ、共産党が選管に申し入れ、選管は謝罪しマニュアルの改善が実現しました。「女らしさ、男らしさが強要される生きづらい社会。共産党に出会い、自分を恥じず自信を持てるようになった」と語りました。
また大阪の湊隆介さんはゲイを公表して候補者活動をスタート。最初は自分に偏見のあった一部の党員も変化し、「人は対話で変われる」「多数者革命には対話が要だ」と主張しました。
Z世代と言われるような若い世代が共産党の展望する「未来社会」に魅かれて民青加盟や共産党入党に至ったという報告も相次ぎました。大会決議案では「未来社会における『自由』は、『利益第一主義』からの自由にとどまるものではない。労働時間の抜本的短縮によって、人間の自由で全面的な発展が可能となる」としています。入党を決意したある教員は「そのような社会になった時、教育の内容はどのようなものになるのだろうか」と目を輝かせたといいます。
新委員長に田村智子さん。参議院で6年間ご一緒しました。頭脳明晰、優しさと情熱を併せ持った政治家です。常に反共攻撃の矢面にさらされるなど、共産党の委員長は本当に大変です。精一杯支えられるよう頑張ります。(たつみ・こうたろう 日本共産党衆院近畿ブロック比例候補 次回は2月25日号に掲載)
(大阪民主新報、2024年1月28日号より)