大接戦の京都市長選 4日投票
福山さんで政治変えよう
日本共産党 田村委員長が来援
4日投開票の京都市長選は、幅広い市民でつくる「つなぐ京都2024」の弁護士、福山和人候補(62)=無所属、日本共産党も参加する「民主市政の会」推薦=と、元内閣官房副長官の松井孝治候補(63)=自民、公明、立民、国民推薦=とが激しく競り合い、メディアも「横一線」(「読売」1月29日付)と伝える大激戦となっています。
反共攻撃乗り越えて勝利を
日本共産党の田村智子委員長は1月29日、京都市山科区のJR山科駅前で福山候補と共に街頭演説を行い、「市民と日本共産党が手をつなぐことこそ、政治を変える確かな力。福山さんへの支持を広げに広げ、政治を変える市長を誕生させよう」と呼び掛けました。
田村氏は、松井陣営は、ミネラル水1本で会費1万円を集める政治資金パーティーを開くなど、「政治とカネ」の問題は京都市長選でも厳しく問われていると強調。「福山さんへの一票は、お金で動く政治から、市民の要求に応える政治への変える一票」と語りました。
福山候補と日本共産党が、こども医療費無料化、中学校給食実現、給食無償化など市民要求の実現へ市民と力を合わせ、政治を動かして始めていると強調。「福山さんを市長に押し上げ、暮らし応援の政治へと京都を変えよう」と訴えました。
田村氏は「共産党が応援するから駄目」との妨害・攻撃に対し、「『共産党だ』とレッテルを貼って要求を封じ込めることは、政治を変えたいと願う市民への妨害・攻撃だ」と批判。「大義は私たちにある。福山さんへの支持を広げ、勝利しよう」と力を込めました。
福山候補は「暮らしにはお金をケチる、ハコモノには大盤振る舞い。このありようを転換するとき」と、きっぱり。企業誘致頼みの経済政策を掲げる松井陣営を批判しつつ、「京都の経済を支える中小企業とそこで働く労働者の賃上げを支援する」と語りました。
「政治は金でゆがめられてはならない」と福山氏。「市民が選ぶ市長が、金にまみれた金権派か、市民の願いを真っすぐ実現する市民派か。絶対勝ちたい。どうぞ、力を貸して下さい」と訴えました。
日本共産党大阪府委員会は、歴史的な勝利を必ず勝ち取ろうと、京都市内での駅頭宣伝などへの支援、結び付きのある京都市民への働き掛けなど、対話の飛躍を呼び掛けています。
(大阪民主新報、2024年2月4日号より)