大東市議選が４月21日投開票され、日本共産党は、新崎美枝氏が２４６８票、天野一之氏が１３１４票を獲得し、共に３選を果たし現有２議席を守り抜きました。定数17を23人が争う激戦の中、２氏の得票（３７８２票）は前回比96票増、得票率も10・07％で前回を０・23㌽上回りました。２０２２年参院比例票の１２０％に当たります。

現有２議席を守り抜き支援者と万歳三唱する（前列３人目から）新崎、松浦、天野の各氏＝４月22日未明、大東市内

　日本共産党は、２期４年の実績や金権腐敗と無縁な日本共産党の値打ちを示し、介護・国保料の引き下げ、学校給食無償化の恒久化、子ども医療費窓口負担ゼロなどの公約を掲げ、「暮らしの困りごとを市政に届けて一緒に解決する党」「物価高から暮らしを守り、平和な社会へ共に頑張る党」への支持を訴えて共感を広げました。
　選挙戦は、自民党の裏金事件が国政を揺るがし、大阪維新の会が強行に推し進める万博・カジノ問題への批判が広がるもとでの選挙戦となり、自民、公明、維新は得票を減らす結果になりました。
　大勢が判明し、選挙事務所に拍手で迎えられた天野、新崎両氏は、市長選で健闘した松浦哲朗さんらと万歳三唱し、「市民要求の実現に全力で取り組みます」「解散・総選挙で躍進し、自民党政治を終わらせ、希望ある社会を目指しましょう」と決意を表明しました。

大東市議選党派別開票結果

大東市議選開票結果

(大阪民主新報、2024年4月28日・5月5日号より）