おおさかナウ

2024年05月11日

切り開いた情勢の進展を確信に
4月の前進に続き5月の飛躍へ
日本共産党府委が活動者会議

オンライン活動者会議で報告する駒井府委員長=2日、大阪市天王寺区内

 日本共産党大阪府委員会(駒井正男委員長)が2日、オンラインで活動者会議を開きました。4月は、28日投開票の衆院3補選で野党が完勝し、自公と補完勢力の維新に厳しい審判が下るなど、情勢が劇的に進展。大阪では「しんぶん赤旗」日刊紙・日曜版読者が増勢になった下で開かれた活動者会議では、4月につくった前進の方向を、5月活動の飛躍・躍進につなげようと決意を固め合いました。
 最初に、田村智子委員長を迎えて19日に開く街頭演説(大阪市天王寺区・MIO前)について、田村氏自身が参加を呼び掛ける動画(※)を上映。駒井氏が、オンラインで行われた全国都道府県委員長会議にも触れながら、報告しました。

前に動かす党

 駒井氏は、衆院3補選で裏金問題が最大の争点になったことに示されるように、「しんぶん赤旗」のスクープと党国会議員団の追及が日本の政治を前に動かしていると強調。維新への審判は、彼らが国政で「第二自民党」の役割を果たしてきたことへの痛打になったと述べました。

万博語れない

 さらに維新が補選の中で大阪・関西万博について一切語れなくなっている今の局面をつくったのは、党府委員会が万博中止の声明を出し、議会論戦や府民運動と結んで中止世論を広げてきたことにあると指摘しました。
 駒井氏は、自らの手で切り開いてきた日本と大阪の情勢の劇的な進展を確信に、「自民党政治を終わらせ、維新に痛打を与え、希望ある政治をつくり上げるため、国民的運動を広げよう」と呼び掛け。「総選挙での党躍進に全力を挙げるとともに、対等・平等・相互尊重に基づく市民と野党の共闘の再構築へ、大阪から反転攻勢を」と語りました。
 駒井氏は、第2回中央委員会総会が決定した「党づくりの後退から前進への歴史的転換を――全党の支部・グループのみなさんへの手紙」の討議・実践を全支部が広げ、田村委員長を迎えた19日の街頭演説に総結集することなど、当面の行動を提起しました。

 討論では、たつみコータロー・衆院近畿比例候補(党府カジノ・万博問題プロジェクトチーム責任者)、新崎美枝・大東市議、園部真拓・民青同盟府グループ責任者、森流星・堺地区副委員長、府直属職場支部の党員、折口勲・枚方交野地区委員長、小川陽太・大阪二区地区委員長の7人が発言。最後に、清水ただし衆院近畿比例・大阪4区候補の音頭で団結がんばろうを三唱しました。

こぞって5・19街頭演説へ

 

(大阪民主新報、2024年5月12日号より)

 

月別アーカイブ