2024年05月25日
万博・カジノ止めよう
大阪市議会開会日でパレード
大阪市対策連絡会議(市対連)は大阪市議会開会日の16日、大阪市北区で開会日行動に取り組み、ランチタイム集会や大阪市庁舎周辺のパレードを行いました。
パレードに先立ち、淀屋橋近くで行われた宣伝行動で、新婦人府本部の楠恵事務局長は、市民はじめ学校関係者の中に、万博中止を求める声が広がっていると述べ、「子どもたちの安全を守れるのかと、現場の先生たちが一番苦慮している。万博を中止し、小学校のエアコン設置を急いでほしい」と訴えました。
大阪市教の宮城登委員長は、万博遠足について、「学校行事は安全第一が最大の原則」だと強調し、爆発事故が起きた夢洲会場への遠足の押し付けは許されないと訴えました。
日本共産党大阪市議団の井上浩市議はあいさつで、大阪万博とカジノ誘致へ巨額の予算をつぎ込む市政の課題を示し、「いま一番必要な暮らし応援や、物価高対策、公教育の充実、防災、減災対策、感染症対策など、やるべき仕事が後景に追いやられている」と指摘。山中智子市議は、65歳以上の介護保険料で大阪市が全国1位になったと述べ、「介護保険制度を抜本的に見直すとともに、万博もカジノも止めて、市民が主役の大阪を目指そう」と訴えました。
(大阪民主新報、2024年5月26日号より)