おおさかナウ

2024年07月06日

山下よしきのあったかエッセイ
日本と世界を変える仲間に

 「日本と世界を変える仲間になってほしい」。通常国会が終わり、各地の「集い」に参加して党の仲間づくりに奔走しています。
 裏金事件に対する共産党の追及が自民党を補選全敗へと追い詰めました。それでも反省せず、戦争する国づくりを推進する法案を強行した自民党に「総選挙での共産党の躍進で厳しい審判をくだしましょう。立憲主義の回復という市民と野党の共闘の原点に立ち返ることが必要です」と話しています。
 宇都宮市での「集い」では事前に出された「共産党という名前を変えては」「ウクライナやガザの悲劇を止めるには」などの質問に、「労働時間が短くなり個々人の自由な時間が増えて能力が花開く共産主義をめざしています。ロマンが込められた名前だと理解を広げたい」、「いろいろな価値観があっても『国連憲章を守れ』で世界が一致することが大切。ロシアを非難しながらイスラエルは擁護する米国のダブルスタンダードでは結束できない」と回答。
 60代の男性は「共産党の考えに一致しつつも名前に引っかかっていた。山下さんの話に誤解が解けました。共産主義は悪いどころかいいものですね」と入党してくれました。
 金沢市での「集い」では20代の学生から「小説を書きたい。共産党に入ったら自由にものを書けないのでは」との質問が。「学問研究や文化芸術を党の決定で縛ることはありません。ピカソも共産党員でした」と答えると、「知らなかった」と入党。うれしいですね。(やました・よしき 日本共産党参院議員 次回は8月4日号に掲載)

(大阪民主新報、2024年7月7日号より)

 

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