おおさかナウ

2024年07月13日

日本共産党府委員会が第5回総会
潮目の変化さらに前に

 日本共産党大阪府委員会は第5回府委員会総会を6日に開き、党大会・2中総決定推進本部が2日出した「訴え」を踏まえ、党創立102周年記念講演会「全支部行動3連休作戦」(13日~15日)を最大の節に、7月を必ず党員・読者拡大の目標水準達成の月にすることを確認しました。

7月を目標水準達成の月に

報告する駒井委員長=6日、大阪市内

報告する駒井委員長=6日、大阪市内

 報告に立った駒井正男委員長は、「つくりだした政治の潮目の変化をさらに前へ」「総選挙躍進、地方選勝利めざして」「6月の結果と7月の党づくりの〝目標水準〟をめざす活動」の3つの柱で提案しました。
 日本共産党が30年間、法案を提出し続けて求めてきた企業・団体献金の全面禁止が、国民の大きな世論となっていることに確信に、真の政治改革を求める世論を広げつつ、党の魅力を大きく押し出すこと、5月19日天王寺街頭演説で田村智子委員長が語った、新しい日本と大阪への希望―金権腐敗政治の根を断つ改革と「経済プラン」「外交ビジョン」、すべての人の人権が尊重させる社会―を語り広げ、総選挙躍進・勝利を目指すことなどを呼び掛けました。
 また、府民運動を大きく広げ万博中止に追い込むこと、大会決定読了と「共産主義と自由を学び語り合う大運動」、「3連休作戦」などを提起しました。
 討論では12人が発言。大阪二区地区の小川陽太委員長は、「しんぶん赤旗」日曜版読者へ日刊紙宣伝紙を届ける作戦に取り組んだことを紹介し、読者の党への期待を確信したこと、購読申し込みが相次いだこと、多くの党員の活動参加につながったことを紹介。堺地区の田中浩美委員長は、地区の援助の下で中央委員会の手紙への返事を作成している支部のドラマを話し、「返事を作成することは党員の心と心をつなぎ、機関とも心を通わせるもの」と述べました。
 世代的継承の活動では、大阪からも50人が参加した6月30日の若者憲法集会の取り組み、戦争する国づくりの下で立ち上がっている青年の姿や、街頭宣伝などで出会った青年や党員の孫が入党・民青に加盟した経験などが、生き生きと報告されました。
 箕面市議選の情勢と現有3議席獲得への決意、万博中止を求める運動の報告や署名推進の呼び掛けなどもありました。

(大阪民主新報、2024年7月14日号より)

 

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