おおさかナウ

2024年07月13日

門真市長選挙
亀井氏得票増も及ばず 当選は現職・宮本氏

選挙戦を振り返る亀井氏=7日、門真市内

選挙戦を振り返る亀井氏=7日、門真市内

 門真市長選挙が7日、投開票され、元市議で日本共産党公認の亀井淳候補(67)は、前回票の1・36倍の6312票を得ましたが、及びませんでした。当選は現職の宮本一孝氏=大阪維新の会。投票率は市長選史上最低の27・65%(前回比2・07㌽減)でした。
 選挙戦は、亀井氏と現職との一騎打ちとなり、亀井氏は、市内でのタワーマンション建設への45億円もの助成金交付や、市長の政治資金問題など現市政を批判。「維新市政をチェンジし、暮らしに希望を持てる門真」と訴えて市民に共感を広げました。
 開票結果を受けて亀井氏は、「国保料、介護保険料の引き下げなど、掲げた公約実現に頑張りたい」と述べました。
 党門真市選対本部は同日声明を発表し、市長選史上最低の投票率、当選した宮本氏の得票は有権者比で20・5%であることなど、「市民の負託を得たものとは到底言えない」とした上で、タワーマンション建設助成金問題の徹底追及、市民の切実な要求実現などへの決意を表明しています。

宮本一孝 20,217 53 維現
  亀井 淳 6,312 67 共新

(大阪民主新報、2024年7月14日号より)

 

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