2024年07月20日
清水ただしの「行き倒れより食い倒れ」
選挙活動はバランスが大事
東京都知事選挙後、蓮舫さんへのバッシングや野党共闘への批判がメディアを通じて報じられています。正しいことにはっきりものを言う女性を差別する風潮は許されません。蓮舫さん自身が「共産党と一緒にたたかったことは財産」と述べ、立憲民主党の幹部らも「共産党には感謝しかない」「共産党さんがしっかりと支持者を固めていただいた」と、共産党と組んだから票が逃げたという批判にも反論しています。
根拠なく攻撃するのは市民と野党の共闘を恐れているから。野党共闘を前進させる上でも日本共産党が大きくなることが必要です。2014年総選挙で8議席から一気に21議席に党が躍進し、安保法制=戦争法反対の共同が進んだことを確信にしましょう。
前安芸高田市長の石丸氏が都知事選で若者を中心に支持を集めました。「政治屋の一掃」を掲げ、小池都政を支持しない有権者の受け皿になりましたが、統一協会と癒着する自民党に支えられていたことが選挙後明るみになっています。石丸氏はSNSを駆使して支持を広げました。私たちもこの分野で後れを取ることはできませんが、リアルでの対話・支持拡大や街頭宣伝を軽視してはいけません。バランスが大事なのです。
バランスといえば夏野菜の茄子と豚肉の麺つゆそうめんがおすすめです。水とめんつゆを同じ比率で沸かし、しょうがを加えます。うすく切った茄子と豚肉を入れてじっくり煮込みます。お肉も野菜も取れる、バランスのとれたそうめんつゆになるでしょう。(しみず・ただし 日本共産党前衆院議員 次回は9月15日号に掲載)
(大阪民主新報、2024年7月21日号より)