2024年08月03日
物価高騰から暮らし守り
住民の声が生きる市政へ
9月15日告示摂津市長選 安藤清美氏が出馬表明
任期満了に伴う摂津市長選(9月15日告示、22日投開票)に、日本共産党も参加する「摂津明るい民主府・市政をつくる会(摂津明るい会)」が7月25日、安藤清美氏(59)=無所属新=を擁立すると発表しました。
安藤氏は同日、市役所内で開いた記者会見で立候補を表明し、摂津明るい会と結んだ政策協定について説明しました。協定では、物価高騰から市民の暮らしを守る緊急政策として、学校給食の完全無償化と国民健康保険(国保)料の連続値上げストップと減免制度の充実などを明記。重点政策は子育て支援や住民自治の重視をはじめ8つの柱で37項目を盛り込み、「府内トップクラスの財政力を生かせば、政策の実現は可能」と呼び掛けています。
安藤氏は、「摂津市では、『国や府が決めたことだから』と問答無用で市民を従わせる政治が続いてきた。私は、トップダウンではなく、住民の要求が生きる市政に変えたい。そのためにも、今までにないような選挙にしたい」と語りました。
現職の森山一正市長(80)は今期限りで引退。市長選には他に、森山氏の後継で自民系市議の嶋野浩一氏(51)が無所属で立候補すると表明し、維新も候補者を擁立する見込みです。
安藤清美氏の略歴 1965年、愛知県半田市出身。南山短期大学卒業。会社員などを経て、現在新婦人摂津支部事務局長。
(大阪民主新報、2024年8月4日号より)