2024年07月27日
比例で日本共産党躍進を
たつみ氏が街頭トークで対話
日本共産党のたつみコータロー衆院近畿比例候補は21日、高槻市内で街頭トークを行い、裏金事件と自民党政治の行き詰まり、物価高と国民の暮らし、大阪・関西万博問題、党の目指す社会像など縦横に語り、寄せられた疑問に答えました。
政治とカネでは、政党が議員個人に支出する「政策活動費」を合法化する法改正に、日本維新の会が衆院で賛成し自民党を助けたと告発。「企業献金が問題なのは、政治をゆがめる賄賂だから。企業団体献金を受け取らず裏金事件をスクープした政党として、国民の声で動く政治を実現しよう」と訴えました。
暮らしの問題では、異次元金融緩和などアベノミクスと円安ドル高で、異常な物価高騰につながっていると指摘。賃上げや年金制度の改善、学費無償化など党の改革プランを示し、「行き詰まった自民党政治を終わらせるため、政党名で投票する比例代表で日本共産党を大きく伸ばして下さい」と呼び掛けました。
「気候危機の解決策は?」「危険な万博会場に子どもたちを行かせたくない」「地震国日本での災害対策は?」などの質問が寄せられました。たつみ氏は気候危機問題で、二酸化炭素の排出量を欧米並み水準に規制するため、大規模事業所の対応強化が必要だと指摘。爆発事故が起き、人の命が危険にさらされる大阪万博中止へ、一緒に声を上げようと呼び掛けました。
能登地震の被災地支援の経験を紹介し、ライフライン復旧や被災家屋の解体撤去が進まず、住民の不安が広がっているとし、「国主導で重機やマンパワーを集中し、現状を打開する必要がある。生まれ育った能登に住み続けたいという人たちに希望を届ける政治を実現しよう」と訴えました。
(大阪民主新報、2024年7月28日号より)