おおさかナウ

2024年11月16日

歴史的な自公過半数割れ
大阪革新懇が代表世話人会

大阪革新懇の代表世話人会=9日、大阪市北区内

大阪革新懇の代表世話人会=9日、大阪市北区内

 進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)が9日、2024年度の第8回代表世話人会を大阪市北区内の会場参加とオンラインの併用で開き、衆院選(10月27日投開票)の結果や革新懇運動の役割などについて、意見交換しました。
 出席者からは、「メディアの予測は『自民単独過半数確保』だったが、自公で過半数を大きく割り込んだ。裏金・脱税問題を引き金に、自民党を延命させてきた安倍政治にとどめを刺した」「自民党政治を終わらせる上で歴史的な結果。歓迎の声を上げている。来夏の参院選に向けて、選挙を我が事にしていく仲間を増やしていきたい」「国民が新しい政治を模索している中、私たちの訴えにも、さらに工夫が必要」などの発言がありました。
 日本共産党の今泉和幸府書記長は、自公与党が過半数割れという歴史的大敗を喫したことは、大局的には「さよなら自民党政治」という革新懇の目標に大きく一歩を踏み出す結果であり、大いに歓迎する立場で今後のたたかいに臨むことが大切だと語りました。
 さらに今回、維新が自公と一体に後退すると同時に、大阪では19小選挙区で全勝したことに言及。自公や維新に代わる新しい政治の流れをつくり出す上で、今後の運動について探求したいと述べました。
 衆院選後の新しい状況下で、国民が要求を実現しようとすれば、日米安保条約や財界言いなりの政治という大本の問題に必ず突き当たると強調。「革新懇の役割がいよいよ輝いてくるし、取り組みや組織の強化が求められる」と話しました。

(大阪民主新報、2024年11月17日号より)

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