９月29日投開票で行われた河南町議選で日本共産党は、力武清氏が７選、藤井祥代氏が初当選を果たし、議席が１議席から２議席に倍増。24年ぶりに複数議席を獲得し、議席占有率が府内最高の20％になりました。

当選を果たし、支援者とバンザイする藤井祥代氏（前列左から３人目）、力武清氏（その右）＝９月29日、河南町内

　選挙戦は定数10に現職８、新人３の11氏が立候補。少数大激戦となる中、日本共産党は、同町政から談合・腐敗を一掃させた歴史とともに、土砂持ち込み規制、町独自の小学６年までの少人数学級、全国一の22歳までの子ども医療費助成などを実現してきたことを紹介し、国保料などの負担軽減、住民参加によるスポーツ公園設置、防災政策などを公約に掲げ、「２議席で住民の声をさらに届けられる」と訴え。得票数・率とも伸ばし、得票率17・26％は、前回より５・５㌽増、21年衆院比例の約２倍を得ました。
　自民・公明はそれぞれ１議席で、自民は21年衆院比例から得票数が６割減、得票率はほぼ半減しました。維新は前回同様、候補者を立てませんでした。
　２人の当選が判明すると、力武事務所は支援者の歓声で沸き返り、力武、藤井両氏は、「これからは二人三脚で公約実現に全力を尽7くし、さらに住みよい河南町をつくっていきたい」と決意を語りました。
　投票率は48・43％（前回57・50％）でした。

河南町議選開票結果

河南町議選党派別開票結果

(大阪民主新報、2024年10月06日号より）