おおさかナウ

2016年01月31日

立憲・民主・平和の政治実現へ
民青同盟が代表者会議

全国大会の決議を深め合った民青同盟大阪府委員会の代表者会議=24日、大阪市内

全国大会の決議を深め合った民青同盟大阪府委員会の代表者会議=24日、大阪市内

 日本民主青年同盟大阪府委員会は24日、大阪市内で第61回後期大阪府代表者会議を開催しました。代議員は、昨年採択された民青同盟の全国大会決議「国民の力で政治を変える激動の時代の幕開け――大きな民青をつくって、平和と民主主義の日本を取り戻そう」を深め合うとともに、それぞれの活動や悩みを交流。青年に寄り添う民青同盟の役割を確信にしながら、一緒に声を上げる仲間を広げ、立憲主義・民主主義・平和主義の政治を実現する1年にしようとの大阪決議を採択しました。川添健真委員長(再)、酒巻眞世副委員長(新)ら新役員を選出しました。

 川添健真府委員長が報告と提案を行いました。この中で戦争法や「大阪都」構想をめぐる大きなたたかいを振り返りつつ、参院選に向けて要求実現運動をさらに発展させ、安倍政権を退陣に追い込もうと訴え。戦争法(安保法制)廃止を求める2千万署名の推進、青年の劣悪な労働環境の実態告発などに取り組み、仲間を迎え入れて班活動を発展させ、青年にとって心強い大きな同盟をつくろうと述べました。

 情勢学習で日本共産党の駒井正男府書記長は、戦争法反対のたたかいは「市民革命的な運動」で、民青がそれを支えたと評価。危険な安倍内閣を一日も早く倒すために、「国民連合政府」を2千万署名で実現しようと呼び掛けるとともに、参院選で自公両党はもちろん、改憲を公言しているおおさか維新の会にも審判を下そうと訴えました。

 討論では、介護職場に勤める吹田市の男性(20)は、「夜勤が多く、残業をやっても終わらない。班会で同盟員と相談し、職場で訴えたところ、人員増など労働条件を改善できた」と発言。また「上司にカツアゲされていた」という男性(25)は、「上司に何を言われても、されても従うのが当然だと思っていた。感情を殺し、『自分が悪い』と思い込んできた。しかし民青と出合いその間違いに気づいた。民青はなんでも話せる居場所」と話しました。
 このほか「民青で学び成長したから、いまの自分がある」「民青を広げ社会を変えたい」「2千万署名では、対話を大事にしたい」などの発言がありました。

 代表者会議には、日本共産党のわたなべ結参院大阪選挙区候補があいさつ。このほど発表した「大阪若者提言」の内容を紹介するとともに、「安保法制や大阪市つぶしに反対するたたかいに、若者が声を上げたのは心強い。皆さんと一緒に政治を前に進めたい」と決意を語りました。

(大阪民主新報、2016年1月31日付より)

月別アーカイブ