おおさかナウ

2016年01月31日

明るい会が新春のつどい
参院選勝利へ共同さらに
戦争法廃止へ 憲法改悪許さない

共同の力は大きな財産

 明るい民主大阪府政をつくる会(明るい会)は22日夜、大阪市北区の大阪グリーン会館で新春のつどいを開催。各界から約100人が参加しました。
 笑福亭仁勇さんの落語に続き開会あいさつした明るい会代表幹事の川辺和宏・大阪労連議長は、昨年のたたかいに触れ、「維新政治をめぐって展開された共同の力は今後の運動につながる大きな財産になった」と強調。「戦争法廃止、立憲主義守れの運動、府民要求実現のために共同共闘をさらに強め前進させたい」と語りました。

共闘追求と共産躍進で

明るい会の新春のつどいで落語を披露する笑福亭仁勇さん=22日、大阪市北区内

明るい会の新春のつどいで落語を披露する笑福亭仁勇さん=22日、大阪市北区内

 日本共産党府委員会の山口勝利委員長も、「大阪に民主主義と住民自治を取り戻そうとオール大阪のたたかいに全力を挙げた。心ある自民党関係者、府民との絆を強めたことは大きな財産」と昨年を振り返り、夏の参議院選挙について「野党共闘を追求すると同時に共産党自身が大きく躍進する力で、自民、公明、おおさか維新に審判を下し戦争法廃止、国民連合政府実現への大きなうねりをつくりたい」と強調。「定数4の大阪選挙区で共産党が議席をとらなければ、安倍暴走政治、改憲勢力の与党に独占される」とし、わたなべ結同党大阪選挙区候補勝利を訴えました。
 集いには昨年、反維新で共同してたたかった平松邦夫・前大阪市長、浅野秀弥・民意の声代表が初めて参加。山口氏、前田博史明るい会事務局長と4人で鏡開きを行いました。

自公維に対する戦線を

 平松氏は、「大阪市長4年の中で、多くの大阪市民と触れ合い、大阪のすごさ、良さが身にしみて自分の中に入っている」と述べるとともに、「立憲主義に基づいた憲法を分からない人が作った自民党の改憲草案、ポツダム宣言を読んだことがない総理大臣もいる国が政治家の質をおとしめてきた結末として、子や孫にどういう世の中を残すのかという瀬戸際にきている」と指摘。「大きな戦線を自民公明おおさか維新に対してつくらなければならない。若い人たちを巻き込み、明るい会やもっと多くの人と力を合わせて進みたい」と語りました。

わたなべ氏を絶対通す

明るい会の新春のつどいで手をとりあう左から清水、浅野、わたなべ、平松、中野の各氏

明るい会の新春のつどいで手をとりあう左から清水、浅野、わたなべ、平松、中野の各氏

 浅野氏は、「最近、左側の人間じゃないかと言われるが、右も左も関係ない。住民投票で(反対が)勝ったのに、都構想ばかりやっているおおさか維新を崩さないといけない」と述べ、「国政においてもわたなべ唯さんを絶対通したい。おおさか維新という党をなくそう」と訴えました。
 国会から駆け付けた清水忠史衆院議員は、国会をめぐる動きを報告。おおさか維新について「憲法改正の補完勢力であることは間違いないとし、参院選でのわたなべ候補と比例での必勝を訴え。わたなべ候補は「今度は反維新のたたかいをさらに広げ、本当に維新退場を。維新とも安倍政権とも正面対決している日本共産党を」と訴えました。
 集いでは、大阪を知り考える会の中野雅司氏、宮原威日本共産党府議、鈴木弘純・呑海寺住職らもあいさつ。堺、岸和田、八尾、和泉、松原各市、能勢、豊能、島本、河南各町の首長、府民のちから2015、えらいこっちゃの会、新社会党、ジャーナリストの大谷昭宏さんから祝電が寄せられました。

(大阪民主新報、2016年1月31日付より)


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