おおさかナウ

2025年01月18日

本物の改革進める共産党
山下参院比例候補押し出し動画完成

 日本共産党近畿ブロック事務所は、今年7月の参院選に向けて、比例候補のはたやま和也、小池晃、井上さとし、山下よしき、白川よう子の5氏の訴えと、大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山を担当する山下よしき党副委員長の活動や政治家としての原点などを紹介する動画(約15分)をこのほど作成しました。

 青年労働者のたたかいを街頭で紹介する山下氏(右、日本共産党近畿ブロック事務所が作成した動画から)

青年労働者のたたかいを街頭で紹介する山下氏(右、日本共産党近畿ブロック事務所が作成した動画から)

共産党近畿ブロック事務所が作成
揃い踏みでの各氏の訴え

参院環境委員会で質問する山下氏(日本共産党近畿ブロック事務所が作成した動画から)

参院環境委員会で質問する山下氏(日本共産党近畿ブロック事務所が作成した動画から)

 動画は、「5人のチームを国会へ」と昨年12月、梅田で行われた比例5候補と大阪選挙区の清水ただし候補のそろい踏み宣伝から、各氏の演説を紹介。
 はたやま氏は「補正予算で北海道のラピダス(次世代半導体の国産化を目指す企業)に1兆円ものお金をつぎ込みながら、基幹産業の農業・食料は後回し。地域を壊す自民党政治に『許さない』の声を上げよう」と呼び掛け。
 被爆2世の井上氏は、ノーベル平和賞授賞式と同じ日に「核抑止力」を唱え、有事の核兵器使用を米国と相談していたと日本政府を批判。「被爆80周年。核兵器廃絶実現へ全力を挙げる」と述べました。
 山下氏は、「国民のための福祉や医療や教育に使われるべき税金が、大企業・財界の献金によってゆがめて使われている。企業・団体献金は全面禁止し、国民の声で動く新しい政治に変えましょう」と訴え。
 白川氏は、沖縄の米兵による少女暴行事件に抗議する県民大会に参加したとし、「私の原点は生きること、幸せになることを諦めなくていい社会をつくりたいという思い。政治を変え実現したい」と訴え。
 小池氏は、法案を提出できる11人以上の党の参院議員団の構成のために、比例5議席がどうしても必要だと強調。大阪選挙区で清水ただし氏が勝ち上がることが必要だと強調しました。
 清水氏は「大阪選挙区の参院議員8人全員がカジノ推進派。カジノあかんの声を届ける参院議員が大阪にいなくてはならないのではないか」と訴えました。

温かい人間の連帯を求め

 山下副委員長押し出しの動画では、山下氏本人が、自公過半数割れに追い込んだ総選挙の意義や「しんぶん赤旗」の貢献、選挙後の国会の変化を街頭で熱く語るシーンや、「困った人をほっとかない あったかい人間の連帯を」と、派遣切りに立ち上がった青年労働者の姿と自身の国会論戦を紹介しています。

政治のゆがみを斬る論戦

 また、環境委員として気候危機やPFAS汚染問題を取り上げた国会論戦で、「地球の未来、国民の命を守るのか、特定企業の利益を守るのか」と、科学的知見や国民・若者の声より、財界の利益を優先する政治のゆがみに鋭く切り込む姿を紹介。日本共産党ならではの論戦を通して、かけがえのない党の議席の値打ちを浮き彫りにしています。

震災被災者の支援が原点

 山下氏自身が語る「国会活動の原点」では、初当選の年に起こった阪神淡路大震災の被災者支援のたたかいを振り返り、自己責任を求める政府への公的支援の提案や、市民と議員が共同で法案を作る運動に真っ先に取り組んだ党の姿を紹介。「どんなに壁は厚くとも、市民と議員、野党がスクラムを組めば、厚い壁も動かすことはできる。これが私たち日本共産党の動かぬ確信」だと述べています。
 動画は、各地の演説会、集い、決起集会などで紹介されます。

(大阪民主新報、2025年1月19日号より)

月別アーカイブ