おおさかナウ

2025年01月25日

物価高対策・公共交通充実・名水守れ
共産・河上りさ氏が決意
4月の島本町議選

町議選に挑戦する思いを語る河上りさ氏=19日、島本町内

町議選に挑戦する思いを語る河上りさ氏=19日、島本町内

 4月8日告示・13日投票の島本町議選に向け、日本共産党島本町委員会は19日、党議席の空白克服に挑戦する河上りさ氏(42)=新=の勝利へ「つどい」を開き、60人が参加。会場は参加者の熱気に包まれました。
 辰巳孝太郎衆院議員が、5年ぶりに戻った国会の様子を紹介。共産党の追及が国政を動かし始めているとし、「島本町でも河上さんを議会に送り出してください」と訴えました。党高槻島本地区の浅沼和仁委員長は、河上氏らが今月7日、町当局に物価高騰対策拡充を求める要望書を提出したことを紹介。トランスジェンダー当事者として、ジェンダー平等の実現、教育の機会均等など、多くの社会課題に向き合ってきた河上氏の人柄を紹介し、「町議会に必要な人」と訴えました。
 河上氏は「誰もが自分らしく生きられる社会にしたい」と語り、トランスジェンダー当事者の声に親身に耳を傾けてくれたのが共産党だったと、入党の動機を紹介。物価高騰に見合わない賃金水準の改善など、誰もが安心して暮らせる島本町にしたいと語りました。
 町政を巡って日本共産党は、地下水90%のおいしい町営水道を守れと主張。暮らしと福祉、教育優先のまちづくりをと奮闘しています。河川氾濫や土砂災害などの不安が広がる中、防災対策の強化も課題です。「タクシーを呼んでも来てくれない」との声も多く、公共交通の拡充も急がれています。

(大阪民主新報、2025年1月26日号より)

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