おおさかナウ

2025年03月01日

「自民党政治のその先」を
対話と運動で切り開こう
大阪革新懇が2025年度総会

 進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)が2月22日、2025年度総会を大阪市北区内で開きました。今年度の運動方向を確認し、26人の代表世話人を含む85人の世話人など役員を選出。今こそ職場・地域・各分野から「革新懇運動の3つの共同目標」(別項)を掲げて裾野を広げた運動を展開し、「自民党政治のその先」の新しい政治を、対話と運動で切り開こうと呼び掛けるアピールを採択しました。

 大原真事務局長が報告し、物価高騰での無策や裏金問題への無反省で自民党政治への怒りが広がり、危険で不人気の万博にひた走る維新政治にも陰りが出ていると指摘。「読売」世論調査(1月)では、政治への不満から政権交代を望みながら、実際は政権交代が起こらないと思っている人が半数を占めることも示し、「私たちが『自民党政治のその先』を語り広げよう」と呼び掛けました。
 運動方向では、草の根からの市民と野党の共闘の新しいあり方の探求、政治情勢に機敏に対応し行動、賛同団体や地域・職場・青年革新懇の強化・拡大を提案しました。
 日本共産党の清水ただし参院大阪選挙区候補が来賓あいさつ。「3つの共同目標」に沿って自民党政治と大阪の維新政治の行き詰まりを明らかにし、「昨年の総選挙で、国民の要求・運動が大きく前進する状況を作り出したことを確信に、市民と野党の共闘の再構築を」と語りました。
 立憲民主党の森山浩行衆院議員、れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員、社民党府連の長崎由美子代表、新社会党府本部委員長の山下慶喜茨木市議がメッセージを寄せました。

革新懇運動の3つの共同目標

①日本の経済を国民本位に転換し、 暮らしが 豊かになる日本を目指します
②日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義 が発展する日本を目指します
③日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立 の平和な日本を目指します

(大阪民主新報、2025年3月2日号より)

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