おおさかナウ

2025年04月19日

官製談合防止法違反で書類送検され維新町長辞職
5月13日告示18日投票の忠岡町長選
これえだ綾子氏を擁立

これえだ綾子氏

これえだ綾子氏

 官製談合防止法違反で書類送検された町長が辞職したことに伴う忠岡町長選(5月13日告示・18日投開票)で、日本共産党も参加する「明るい住民本位の忠岡町政をつくる会」は、元同党町議のこれえだ綾子氏(62)=無所属、新=を擁立すると発表しました。
 杉原健士町長は、町発注工事の入札で、最低制限価格などを業者に漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで書類送検され、辞職。所属する大阪維新の会を除名されました。
 同会は15日に発表した声明で、今回の選挙は、公共事業などの不正をなくし、清潔・公正な町政に変えることが一番の争点で、昨年10月の町長選で最大の争点となった、巨大産業廃棄物焼却施設の誘致計画の是非も問われると指摘。また、異常な物価高騰が続く中、住民の暮らしと営業を応援する施策を行う町政にするかどうかも問われると強調しています。その上で、清潔・公正な町政実現に確固とした立場を持ち、前回の町長選でも候補者として産廃施設誘致計画中止を掲げ、「忠岡町がため込んだ17億円の基金は住民のために使うべき」と訴えた、これえだ氏を擁立し、「幅広い住民の皆さんと力を合わせ、住民本位の忠岡町政を実現するために奮闘する」と述べています。
 これえだ綾子氏の略歴は次の通り。
 1963年生まれ。日本福祉大学社会福祉学部卒業。耳原総合病院に勤務。忠岡町議9期。

 

(大阪民主新報、2025年4月20日号より)

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