おおさかナウ

2016年03月20日

特養待機者解消を
府議会健康福祉常任委で朽原府議

朽原亮府議

朽原亮府議

 日本共産党の朽原亮府議は10日の府議会健康福祉常任委員会で特別養護老人ホームの待機者を解消する計画を直ちに策定するよう求めました。
 府の計画では待機者8601人に対し、特養ホーム整備は2017年までの3年間で3871床となっています。
 朽原府議は「維新府政になって、1床当たり100万円以上も削減した広域型特養ホームの建設補助金を復元しながら、建設推進を図るべき」と主張しました。
 また、府が児童虐待の対応業務の一部を外部委託することに対し、慎重な検討を求めました。
 府の虐待対応件数は14年度で7874件と、5年前の約2倍に増えています。虐待の通告があれば、原則として48時間以内に職員が子どもの安全を確認する必要があり、その安全確認業務を来年度、試験的にNPOや社会福祉法人などへ委託します。
 朽原府議は「子どもの命に関わる児童虐待対応については、府の専門職員の増員によって対応すべき」と主張しました。

(大阪民主新報、2016年3月20日付より)

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