2016年04月24日
共産党が2議席確保 大東市議選
大東市長選 小松氏健闘
任期満了に伴う大東市長選挙は17日投開票され、日本共産党も参加する「市民が主人公の大東民主市政をつくる会」の小松正明候補(67)が、前回を上回る1万3288票を獲得し、善戦健闘しましたが及びませんでした。当選は現職の東坂浩一市長。
選挙戦で日本共産党の両候補と小松市長候補は、府内で2番目に多い172億円の貯め込み金の活用で、国民保険税引き下げ、35人学級、小学校給食無料化、公立保育所増設などを公約に掲げました。また戦争法廃止を求めるとともに、熊本地震へのお見舞いと救援活動、災害に強い安心・安全の大東市をと訴えました。
当日有権者数は9万7112人、投票率は43・62%(前回46・37%)でした。開票結果は次の通り。
当 東坂浩一 無現 53
27、434
小松正明 無新 67
13、288
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市長選と同時に行われた市議選は、定数17を26氏が争う大激戦となる中、日本共産党の天野一之(45)、新崎美枝(39)=いずれも新=の両候補が当選し、改選時から1議席増の2議席を確保。おおさか維新の会は4人を公認しましたが当選は3人にとどまりました。市議会の新しい構成は共産2、自民2、公明4、維新3、無所属・諸派6となりました。
同党大東市選対本部は選挙結果について、「2カ月後の参院選に向けた土台を築くもの」とし、参院選勝利目指して奮闘するとした声明を出しました。
(大阪民主新報、2016年4月24日付より)