みんなの力で政治を変える!
野党共闘勝利・共産躍進へ
わたなべ・大門事務所開き
憲法違反の安保法制=戦争法を廃止し立憲主義と民主主義を取り戻すかどうかが最大の焦点となる参院選公示まで1カ月。野党共闘の勝利と日本共産党の躍進をと21日、わたなべ結大阪選挙区候補と大門みきし参院議員・比例候補の事務所開きが大阪市中央区玉造の事務所前で行われました。全国32の1人区で候補者一本化が進むなど野党共闘が広がる歴史的情勢の下、市民はじめ野党や各層の代表ら250人の熱気に包まれました。
広範な市民・各層代表が激励
野党と市民が結束して
山口勝利党府委員長が開会あいさつし、「日本の歴史の中で逆流と本流が正面からぶつかり合う歴史的に重要な参院選だ」と指摘。争点は憲法違反の安保法制を廃止し立憲主義と民主主義、平和主義を取り戻すかどうかだと述べ、対決構図は自民・公明と補完勢力の「おおさか維新の会」、それに対決する4野党と市民・国民が結束してたたかう歴史的たたかいだと強調。「野党共闘の勝利に全力を尽くし、わたなべ候補の勝利、大門候補を先頭に比例で9議席以上の当選を勝ち取ろう」と訴えました。
政治を変えるチャンス
わたなべ候補は、配布が始まったJCP大阪「結プレス」に込めた5つの政策とメッセージを紹介し、「戦争法を廃止し憲法を守り抜き、憲法こそが生きる政治を皆さんとともにつくりたい。暴走する安倍政権を退陣に追い込み、立憲主義を回復する選挙にしましょう。市民、国民の命が大切にされ、暮らしが豊かになっていく社会を実現しましょう」と呼び掛けました。
わたなべ候補は出馬表明から1年余の活動を振り返り、「安倍政権打倒、戦争法廃止へと市民の中に真剣な決意と行動が広がっている」と指摘。「参院選は政治を変える大きなチャンス。投票日までの50日間全力でたたかい抜き、必ず当選を果たします」と決意を述べました。
大門参院議員・比例候補は、「野党共闘が進み安倍政権を追い詰めている。自公と補完勢力のおおさか維新を少数派に追い詰めるため、全力を挙げる」と語りました。
命と暮らし守ってこそ
政党の選挙事務所開きで初めて話すという石田法子弁護士は、「日本の将来、国の命運がかかった選挙です。安倍政権に対抗する野党の躍進が絶対に必要。市民の目線で頑張れる政治家、わたなべ結さんに必ず勝利してほしい」と期待を寄せました。
元大阪市長の平松邦夫氏は、「命と暮らしを守ってこそ政治。野党がそろって、自公と補完勢力のおおさか維新にノーを突きつけ、安倍政権に終止符を打とう。暮らしを守るために選挙に行こう」と呼び掛けました。
「安保関連法に反対するママの会@大阪」の安居裕子さんは、「戦争に巻き込ませるために子どもを産んだのではありません。信念を持ってママたちの願いを届けてくれる人、わたなべ結さんを国会に送りたい」とエールを送りました。
社民・生活、新社会党も
日本共産党の宮本岳志、清水忠史両衆院議員、辰巳孝太郎参院議員が参加し辰巳議員が訴えました。社民党大阪府連代表の服部良一・元衆院議員、生活の党前衆院議員の渡辺義彦、村上史好両氏、新社会党府本部の山下慶喜委員長ら来賓が紹介され、府内4市長がメッセージを寄せました。
(大阪民主新報、2016年5月29日付より)