2016年06月19日
シリーズ だからこの党を 私も一言
安保関連法に反対するママの会@大阪
中野里佳さん
戦争に反対してきた政党
私たちと同じ目線で訴え
戦争法が強行された時、自分の子どもや、つらすぎて戦争体験を語れずに亡くなった祖父に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。採決の日にSEALDsのデモに行って、若い人たちの姿を見て、自分も何かしなければと行動しはじめ、ママの会の街頭宣伝にも飛び入りでマイクを持ち、署名にも参加するようになりました。
安倍政権はあかんけど「維新」はいいと言う人に、「安倍さんたちと一緒に憲法を変えようとしている」と話すと、「知らなかった」と言われます。
橋下さんは、必要な施設や市民サービス、公務員をどんどん削りながら、多額の税金を使って「都構想」のための選挙を何度もやって大阪をかき乱しました。弱者を自己責任として切り捨てる新自由主義的な政策にも反対です。
議員になるためには、反対していた「都構想」の維新からでも立候補する元自民党の女性市議とわたなべ結さんは、対照的です。結さんは、戦争に反対してきた歴史を持つ共産党に入り、非正規労働の体験から誰もが人間らしく生き、働ける社会を願い、そのために政治の道に進んだと聞きました。私たちと同じ目線で、気持ちで訴える結さんを必ず国会に送って、一緒に政治を変えたい。
共産党は堅いイメージでしたが、野党共闘を呼び掛ける柔軟さ、戦争法廃止以外にも、消費税増税なしでも社会保障はできることなどはっきり示し、ぶれないところがいい。私は無党派ですが、ぜひ議席を伸ばしてほしい。
(大阪民主新報、2016年6月19日付より)