比例も大阪選挙区も大激戦
改憲許さぬ希望の議席必ず
野党と市民の共闘勝利へ
大激戦・大接戦を制する猛追を
独裁政治と戦争国家への逆流を許すのか、それとも立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治への扉を開くのか――歴史的な参院選は10日、いよいよ投票日を迎えます。全国でも大阪でも「野党と市民の共闘」が力を発揮して、1人区の多くで野党統一候補が接戦に持ち込み、比例代表でも複数区でも1票を争う大激戦に。大阪選挙区(定数4)では主要5党の有力6候補が競り合う大激戦・大接戦のまま、最終盤に突入。日本共産党府常任委員会は4日発表した訴えで、比例9議席獲得と大阪選挙区でのわたなべ結候補の勝利を必ず勝ち取るため、党員・後援会員・支援者に総決起を呼び掛けています。
共産党府常任委が訴え
野党と市民が大阪でも共闘
今回の参院選は、日本の政治史上初めて、日本共産党を含む野党と市民が共闘したたたかいが生まれています。
大阪でも志位和夫委員長を迎えた街頭演説(3日)で生活の党の玉城デニー幹事長、シールズ関西の塩田潤さんが訴え。社会党、生活の党、新社会党、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合、緑の党、数多くの市民団体が日本共産党とわたなべ候補を支援し、「野党と市民の共闘」が大きな流れとなっています。
対決の構図はますます鮮明
改憲を目指す首相官邸の要請を受けたおおさか維新が2人目の候補を擁立したことで大激戦になっている大阪選挙区。論戦を通じて、日本共産党・わたなべ候補と、自民・公明・おおさか維新との対決構図はますます鮮明になっています。
自公与党が改憲を口にせず、「争点隠し」と「野党共闘」への攻撃を強める中、「違憲の安保法制を廃止する。憲法9条を守り抜く。この1票を日本共産党・わたなべ結に」「格差拡大の『アベノミクス』ストップ、国民の暮らし応援で経済を立て直す。この1票を日本共産党・わたなべ結に」「野党共闘が政治を変える。その架け橋、日本共産党の躍進を」の訴えが共感を広げています。
心一つに決起 勝利つかもう
日本共産党府常任委員会は訴えで、公示後の奮闘で、日本共産党への期待と注目が相次いでいると同時に、「まだ決めていない」「迷っている」有権者が多いことから、無党派層はじめ全有権者の働き掛けが勝敗のかぎとなっており、「大激戦・大接戦を制する猛追を」と呼び掛け。
「80万票・得票率20%」の目標実現を正面にした最終盤の猛奮闘を呼び掛けています。街頭や地域・職場での大宣伝、全有権者への働き掛けをやり抜き、支援を呼び掛ける「担い手」を増やすことなどを提起。「改憲許さぬ希望の議席を必ず」「心を一つに、総決起し必ず勝利をつかみとろう」と訴えています。
(大阪民主新報、2016年7月10日付より)