おおさかナウ

2016年07月06日

シリーズ だからこの党を 私も一言
京都精華大学専任講師 白井聡さん

 参院選で日本共産党躍進、わたなべ結大阪選挙区候補勝利をと、さまざまな人が各地で訴えています。スピーチを紹介します。

改憲派の議席独占許さぬ 本当の改革者の党と候補

白井聡氏minpou 安倍政権の悪政の極め付けは憲法問題。安倍自公政権が勝てばどうなるか。安倍さんは憲法を変えることをひたすら願って活動してきた政治家。政権側は表立って改憲が争点だと言いませんが、3分の2を獲得すれば、必ずその方向に突き進んでいきます。

 こんな腐った政治に「ノー」を突き付けられるのは誰か。私は日本共産党に非常に期待しています。第2次大戦下で軍国主義とたたかった伝統を引き継ぐ筋金入り。決して屈しないという精神です。
 残念ながら多くの人が、本当の抵抗者ではなくて、エセの抵抗者にだまされてしまいます。それは誰か。橋下(徹前大阪市長)さんが率いてきたおおさか維新です。
 橋下さんは大変な人気を博しました。それは世の中で「偉い」と言われている人たちに、彼が歯に衣を着せず批判してきたことが、喝采を浴びたのでしょう。

 しかし彼は本当に反骨精神の持ち主なのか?首相官邸や米国といった「権力の本丸」に泥を投げ付けたことがあったでしょうか。ないです。
 橋下さん自身は公的な形では退き、おおさか維新をいま率いているのは残った人たち。だからいま、改憲勢力である自公の別動隊として、首相官邸の意を受けて大阪での議席を独占しようという、しょぼい工作に手を染めている。
 こんな策謀に引っ掛からないためにも、本当の改革者、たたかう勢力の日本共産党とわたなべ結さんにお力添えをいただきたい。(2日、市民共同街宣のスピーチから)

(大阪民主新報、2016年7月10日付より)

 

 

 

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