おおさかナウ

2016年08月07日

清水忠史の国会レポート
野党と市民の共同、財産を確信に

 暑中お見舞い申し上げます。参議院選挙では大変お世話になりました。日本共産党は改選議席を倍加させ、大門実紀史さんも4期目の当選。野党統一候補も11選挙区で勝利しました。

 ただ、大阪選挙区でわたなべ結さんを当選させることがでけへんかったことが残念でなりません。せやけど、大阪でもかつてないほど野党と市民の共同が進み、素晴らしい財産を築いた選挙やったことを確信にしたいと思います。

 事務所開きや個人演説会に、社民党や生活の党の方がかけつけてくれ、大阪弁護士会元会長の石田法子さんや落語家の笑福亭竹林さんがマイクを握って応援してくれました。元大阪市長の平松邦夫さんは、結ワゴン(候補者カー)に乗って流しアナウンスまでやってくれはりました。

 そして絵本作家の長谷川義史さん。最終日に大阪駅前で一緒に演説させてもらいました。テレビ出てはるだけあって注目度は抜群。子ども連れのお母さんから写真撮影をねだられるシーンもありました。僕が「マイク握って結さんの応援してもろうて大丈夫ですか?」と聞いたところ、「覚悟決めてます。改憲勢力が議席を独占したら憲法が危ない。維新は安倍さんのお友だち。戦争だけは絶対にあかん。気が付いたら結さんのイラストを描いてしまっていました。今日だけは〝1日共産党員〟になって結さんを応援します」とお答えになられました。ほんまに感動しました。平和と暮らしを守りたい――そんな府民の願いをあつめてがんばってくれた結さん、ありがとう!(しみず・ただし 日本共産党衆院議員 毎月第1週掲載)


(大阪民主新報、2016年8月7日付より)

 

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