箕面市長選14日告示
暮らし応援の住谷候補に
みんなの会 共産党・無所属市議ら訴え
14日告示・21日投票の箕面市長選で日本共産党も参加する「みどりとくらしまもるみんなの革新箕面をつくる会」の街頭演説が6日、阪急箕面駅前で行われました。集まった300人を前に、住谷のぼる箕面市長候補が決意を語り、共産党と無所属市議らが「市民の力で暮らし応援、希望ある箕面市に」「市民共同の時代、みんなの代表住谷市政の実現を」とエールを送りました。
社民党府連代表の服部良一さんは、市民の福祉を切り捨てる現市政を批判。「市民共同の思いを住谷さんに託し、一緒に新しい箕面市政を実現しよう」と呼び掛けました。
辰巳孝太郎参院議員は、巨大開発による市民負担増や競争教育を強める学力テストなど維新型の「教育こわし」の実態を告発。全学年の少人数学級や認可保育所増設による待機児童解消などを掲げる住谷市政を実現しようと呼び掛けました。
住谷氏は、高層建築を規制してきた街づくりを例に挙げ、「緑豊かな住みよい箕面は市民の提案と運動、努力がつくり上げたもの」だと強調。市が事業主体となり1千億円以上を投じる開発計画の問題点に触れながら、「『オール与党』議員に支えられたトップダウン運営ではなく、住民の声、現場の職員の意見に耳を傾ける行政を進めなければならない。憲法と地方自治法が定める行政の最大のポイントは、住民が主人公だということ。私の与党は市民。最後まで頑張り抜く」と支援を呼び掛けました。
住谷候補を支援する無所属の中西智子、増田京子両議員が、「箱もの建設推進の市政を変え、市民の思いを大事にするまちづくりを実現しよう」「草の根の箕面の市民力を発揮し、市民の手に政治を取り戻す選挙にしたい」とエールを送りました。
日本共産党の神田たかお、名手ひろき両議員、村川まみ市議候補の3氏を代表して神田議員があいさつ。豊かな行政経験を持つ住谷さんの人柄やエピソードを紹介し、「市民の目線で暮らし第一に予算を使う箕面市政を実現しよう」と呼び掛けました。
(大阪民主新報、2016年8月14日付より)