2016年09月18日
暮らし守る摂津市に
摂津市長選18日投票
清水候補が奮闘
摂津市長選は11日に告示され、18日に投開票されます。市長選は、「摂津明るい民主府・市政をつくる会」の清水信行候補(69)=無所属、日本共産党推薦、4選を目指す現職の森山一正氏(72)=無所属=、自民から日本維新の会に鞍替えした前市議の大沢千恵子氏(48)=無所属=の争い。清水候補は、「市民の暮らしを守り、子育て教育一番の摂津市に変えるため全力を挙げる」と訴えています。
市長選では3期12年の森山市政が問われています。衛星都市第2位の財政力がある一方、上下水道料金は北摂7市で最も高く、国民健康保険料は2014年度、15年度と2年連続で引き上げられました。
多くの保護者の願いを無視して昨年導入されたデリバリー中学校給食(選択制)の利用者は、クラスに1人〜2人ほどの現状。就学援助制度の大幅切り捨てや、水道料金福祉減免、市独自の老人医療費助成制度廃止などの施策カットが進み、子どもや市民に冷たい市政となっています。
11日の出発式で清水候補は、「国の悪政から市民の暮らしを守ることこそ市政がすべきことだ」と強調。国保料の1世帯当たり1万円引き下げや上下水道料金引き下げ、待機児童解消へ認可保育所増設、35人学級で行き届いた教育実現、自校調理・全員喫食の中学校給食などの政策を示し、「146億円の基金の一部を使えば実現できる」と強調。「福祉を切り捨ててきた現市長と、自民党から維新にくら替えし、福祉切り捨てに賛成してきた前市議では、市民に温かい行政は実現できない」と述べ、貧困と格差を広げる自民、維新の古い政治から、憲法を市政に生かし市民の暮らしを守る摂津市を実現しようと訴えました。
(大阪民主新報、2016年9月18日付より)