16日告示23日投票の泉南市議選
市民の暮らし守る市政へ
泉南市議選が10月16日告示(23日投票)で実施されます。選挙戦は定数2減の16に対し、現職12人、元市議2人、新人6人の20人が立候補を予定し、今回初めて大阪維新が新人2人を公認するなど大激戦の様相です。日本共産党は、大森和夫(57)、わけ信子(66)=以上現=、楠しげあき(37)=新=の3氏が、「市民の利益第一で市政をチェックし、願いをまっすぐ市政に届ける日本共産党の3議席を」と、宣伝、対話、支持拡大に総力を挙げて奮闘しています。
共産党3候補が全力
住民とともに要求実現して
日本共産党は市民の暮らしの守り手として、住民運動と連携した粘り強い議会論戦で、切実な要求実現を進めてきました。
20年前に初めて子ども医療費助成を議会で提案して以降、制度拡充へ質問を重ね、現在小学4年生までの通院助成は来年から中学卒業までに拡充されます。
住民と一緒に「エアコン署名」に取り組み、中学3年生の教室にエアコン設置を実現。さらに全小・中学校の教室へと拡充を求めています。
党派を超えた共同の取り組みを追求し、行政を動かしてきたのも特徴です。党議員が提案した市議会と教育委員会の現場視察が力となり、学校トイレ改修が前進。学校図書室活性化へ国の補助制度活用を提案し、司書配置が実現されました。
無駄遣いを厳しくチェック
一方で市民の利益第一の立場で大型開発や同和行政是正・終結など、40年前から無駄遣いを厳しくチェック、同時に厳しい財政の下でも、「行革」の名による公的施設の統廃合反対や、国保や介護の負担軽減に向け、財源も示して積極的提案を進めています。
日本共産党は、▽子ども医療費助成を高校卒業まで拡充▽少人数学級を小学校6年までに▽さわやかバスの増便と通院、買い物に役立つ路線の拡充▽上下水道料金引き下げ▽住宅リフォーム制度創設―などの政策を掲げ、「子育てと教育、暮らしを応援する活気あふれる泉南市を」と3議席確保へ奮闘しています。
政策と実績を語って広げて
初挑戦の楠しげあき候補(37)は、15年間の障害者作業所勤務の経験も生かし、住民みんなの命と暮らしが守られる市政の実現を訴えています。大学時代は陸上部に所属しフルマラソンは2時間33分台の記録も。「活動の原点は福祉と平和を守ること。豊かな福祉、子育てしやすい泉南市へ全力で頑張ります」
「高齢者や女性にとって大切な暮らしの願いの声を届けるのが私の責任」。4選を目指すわけ信子候補(66)は、28年の保育現場の経験を生かし、子育て世代や介護当事者の悩みや要望を市政につないで実現に尽力してきました。地域活性化へ空き店舗や買い物困難者の対策強化も要望。「地域の願いを大切に、安心・安全のまちづくりと暮らし実現へ頑張りたい」。
大森和夫候補(57)は6選へ奮闘中。JR新家駅のバリアフリー化へ粘り強く質問を重ね、要求実現へとことん頑張る行動力を発揮し沿線駅の調査など世論形成に尽力し、同駅上りホーム側にスロープ付き改札口が新設されました。
「憲法と平和守り、いのちと暮らしを守る3議席確保へ、党の政策と実績を語り広げていきたい」
(大阪民主新報、2016年10月9日付より)