2016年10月09日
〝新たな挑戦の先頭に〟
衆院大阪3区候補 わたなべ結氏に
共産党
ことしの参院選を多くの市民や政党と共にたたかった日本共産党のわたなべ結氏(35=新)を衆院大阪3区候補に擁立すると同党府委員会は発表しました。4日に会見したわたなべ氏は、「参院選で託されたたくさんの思いに応えるため挑戦したい」と決意を述べました。
同党の大阪3区候補は、参院選前に衆参ダブル選をにらみ発表した安達雅之氏から差し替えられます。
わたなべ氏は「参院選では、改憲勢力に議席を独占させてはいけない、安倍政権や維新ともたたかう議席なんだという訴えに対して、多くの市民、政党が立場を超えて一緒にたたかうという画期的構図が大阪でも生まれた。この新たな挑戦の先頭に立ちたい」と述べました。
会見に同席した同党の山口勝利府委員長は、「各方面から『わたなべさんを必ず国会へ送ってほしい』と要望を受けた。野党統一候補になれるよう野党や各方面に働き掛けていきたい」と述べました。また「(大阪3区の)現職は公明党候補を自民と維新が応援する保守連合。これに対して野党連合がたたかう、これまでの選挙では考えられなかった状況を起こしたい」と話しました。同時に「比例で850万票、得票率15%以上獲得する目標を貫いて、党自身の躍進へ挑戦する」と述べました。
わたなべ氏は大阪外国語大(現大阪大)在学中、「就職難に泣き寝入りしない女子学生の会」大阪代表として活動。卒業後、非正規雇用を経て、民青同盟木津川南地区委員長など歴任しました。衆院大阪3区に2度挑戦。14年の衆院選では6万3529票(得票率42・8%)を得て、佐藤茂樹公明党府本部代表(自民推薦)に迫りました。
(大阪民主新報、2016年10月9日付より)